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NEXT MEDIA “Japan In-depth”(角谷浩一氏)の1/2付けBLOGOS記事「政権、追い込まれる可能性ある」へのコメント

NEXT MEDIA "Japan In-depth"(角谷浩一氏)の1/2付けBLOGOS記事「政権、追い込まれる可能性ある」にコメントしました。


その元凶と言われているのが、GoToトラベルキャンペーンだ。「(コロナが)落ち着いてから、と言いながら、前倒しで始めてしまい、殆ど関係がなかった県にもどんどん増え始めている。『GoToのせいかどうかの検証はできない』と政府は言う。だが、GoToの『どこでも行っていい』という政府のお墨付きにより、国民は自由に移動している。<

これはその通りでしょう。

人びとが移動すること自体は、はるかに大規模な通勤通学が問題なく行われいることからも、さほど大きなリスクではないと考えられます。

しかし、「政府のお墨付き」が問題で、人々が気楽に外出してしまうと感染の機会もそれだけ増えてしまうのですね。

問題はこれが、国民の多くに刷り込まれてしまっていること。これをリセットするためには、単に「GoTo止めました」というだけでない、ショック療法が必要だと思うのですね。

つまり、どこかの時点で、大規模な対応に踏み切らなくてはいけない。たとえば、緊急事態宣言を発令するとともに、学校の閉鎖、飲食店及び食料品などの生活必需物資以外を扱う商店の営業停止等の施策も同時に発表する。これらの施策は、直ちに実施はしないにせよ、一定の条件下でこれらの対応に踏み切る旨を発表する。そうして国民の気を引き締めなくては、充分な効果は発揮しないでしょう。

ただし、昨日時点でもコロナによる死亡者が累積で3,513人と、死亡者が35万人に迫る米国の1/100(人口比では1/30弱)に過ぎないこと、第三波襲来中の現在でも死亡者の倍化日数が30日程度であることを考えると、医療崩壊を防ぐことを主目的とするマイルドな対策によりここ数か月を乗り切り、本格的なコロナ撲滅はワクチンに期待するという手も有効です。

実際には、これらを組み合わせて対処すればよく、現在の日本政府は「追い込まれる」状況からは遠いところにあると思いますよ。


返信がついております。

Hiromi Satoh

中国のように移動を制限するために監視されてるわけじゃないので、我々日本人はもともと自由に移動できていた。

「政府のお墨付き」によって、外で大騒ぎしたり大勢で飲食したりすることにブーストがかかったとお考えでしょうか?


瀬尾 雄三

Hiromi Satoh さん

> 「政府のお墨付き」によって、外で大騒ぎしたり大勢で飲食したりすることにブーストがかかったとお考えでしょうか?

そういうことです。少なくとも「ステイ・ホーム」とは完全に矛盾する呼びかけを政府がおこなってしまった。これは、コロナの感染拡大防止に協力しようという国民の意思を完全に否定するものなのですね。

コロナ感染拡大防止に日本国民の「民度の高い」特性は非常に有用だったのですが、これがGoTo政策により期待できなくなってしまった。これがGoToの大失策であるゆえんです。

GoToが旅行業界の働きかけの結果であるとしたら、旅行業界は自分で自分の首を絞めてしまったのではないかと思いますよ。

この人たちは中国の古い言葉「朝三暮四」を思い出さなくてはいけません。鏡を見たら、そこに見えるのは猿の顔かもしれません。

1 thoughts on “NEXT MEDIA “Japan In-depth”(角谷浩一氏)の1/2付けBLOGOS記事「政権、追い込まれる可能性ある」へのコメント

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