コンテンツへスキップ

佐藤知一氏の1/17付けBLOGOS記事「リスク回避的な行動傾向は、どういうメカニズムで生じるのか」へのコメント

佐藤知一氏の1/17付けBLOGOS記事「リスク回避的な行動傾向は、どういうメカニズムで生じるのか」にコメントしました。


何か、いろいろと誤解がある様子ですので、私の理解を以下述べておきます。私の理解が間違っている場合はご指摘をお願いします。

普通のインフルエンザも、ワクチンで相当に抑えられています。接種率は50%ほどとも言われており、効果が100%なら、2~3といわれる基本再生産数を実効で1~1.5まで低下し、あと少々の防御で縮小再生産(感染拡大阻止)とすることができます。

新型コロナは、これまでワクチンがなく、感染の拡大がしばしば生じています。基本再生産数は2.5といわれていますが、変異株は1.7倍程の感染力を持つといわれております。これをマスクや三密回避や接触機会の低下で1以下にしなくてはいけない。これが大変であるわけで、ワクチンの登場が待たれるわけですね。

我が国に流行を生じるインフルエンザは、各種の株が夏の間をシベリアの水鳥の体内で過ごし、冬にこれが我が国に渡来して感染を招く。だから様々な型が流行するため、ワクチンも複数の種類を混ぜて打つのですが、外す場合もあり、効き目が保障されるわけではない。

これに対して、新型コロナのワクチンは、今のところ全ての株に効くと考えられております。また、インフルエンザと異なり、人から人への感染がほとんどすべてと考えられており、これを押さえれば新型コロナは克服できる。ワクチンに対する期待はそれだけ高いというわけです。

1 thoughts on “佐藤知一氏の1/17付けBLOGOS記事「リスク回避的な行動傾向は、どういうメカニズムで生じるのか」へのコメント

  1. mi.mino

    >>これに対して、新型コロナのワクチンは、今のところ全ての株に効くと考えられております。
    ワクチンさえ摂取できる環境になれば、第2種から第5種に対応を変えても大丈夫。

コメントは停止中です。