青山まさゆき氏の4/30付けBLOGOS記事「『クラスターの統計はとっていない。』エビデンスなき東京都の休業要請」にコメントしました。
緊急事態においてすべてにエビデンスを求めるのは、そりゃ、無理な注文というものです。逆に、行政側が、エビデンスが得られるまで動かず、手遅れになれば、結果責任が問われることになる。
日本維新の会の文化が、エントリー主の言われるような、慎重の上に慎重を期すものであるとすると、大阪でコロナ対応が後手に回っているのもうなづけるというものです。
ここは、東京都を責めるよりも、大阪の状況を分析して、大いに反省すべきところではないでしょうか。
他の方のコメントに返信を付けておきました。
加藤洋行
>東京都ではクラスターについての統計はとっていない。
こういう話を聞くと、やっぱり新型コロナは大した感染症ではないのかなと思います。少なくとも厚労省、国会議員、マスコミは本音ではそう思っているのではないですか。送別会をやったり、銀座のクラブに行ったり、3密のスタジオで毎日ワイワイやったりしていますから。
瀬尾 雄三
まあ、厚労省にしてみれば大した感染症でもないのでしょう。当事者意識がない、といいますか。
マスコミにしてみれば、おいしいネタ、じゃないでしょうか。野党にしても同じでしょう。勇ましい文章の向こう側に、嬉しそうな顔が透けて見えるようです。
普通の人にしてみれば、えらく不便な生活を強いられているのだが、、、
加藤洋行
瀬尾 雄三
普通に考えて、日本で一番情報が集まるのは、政府、国会議員、マスコミの3つでしょう。この3者がのんびりしているのだから、国民ものんびりしていていいんじゃないかな。数値でいうなら、コロナの日本上陸から丸1年以上たつが、国民の99%以上は感染していない。感染したとしても99%以上が完治する。何を大騒ぎしているのか。まあ、高齢者や基礎疾患持ちが心配するのはわかるが、そういう人こそ「ステイホーム」でしょう。
瀬尾 雄三
加藤洋行 さん
みんな揃ってのんびりしたその結果、我が国のコロナ禍はいつまでたってもおさまらず、恒例行事のように非常事態宣言をする。ちょっと困ったものです。
飲食店や旅行業界など、いつまでたっても回復できないということになりませんか?
ワクチンの接種が始まればよいといっても、ワクチンの効果が果たしてどの程度長持ちしてくれるものか、ハッキリしないところが何とも言えません。それに、ここでもたもたしていると、また強力な変異株、なんてお話も、、、
まあ、慌てても仕方ない、なるようにしかならない、といえばその通りなのですが、、、
もうお一方のコメントにも返信いたしました。
Toshimi Minoura
> 東京都ではクラスターについての統計はとっていない。施設などでまとまった人数の感染が確認されたときにはマスコミ発表の際にクラスター発生ということは伝えるがそれをデータとしてまとめてはいない。
これは、住民一人一人の診察履歴についての全情報を格納しているデータベースがあれば簡単にできることです。関係データベースですと、SQLという検索言語があり、これを使うと、どの施設で何人がいつ感染したかということが簡単にわかります。
イスラエルがファイザーのワクチンを確保できたのは、イスラエルは国民皆保険であり、全国民の審査履歴を格納するデータベースがあり、ワクチンの接種についてのどのようなデータでも引き出すことができると売り込んだからだそうです。
米国では、診察データの電子化は進んでいますが、国民皆保険ではないし、診察データは病院ごと保険会社ごとのデータベースに保管されていて、イスラエルのようなことはできません。
瀬尾 雄三
> これは、住民一人一人の診察履歴についての全情報を格納しているデータベースがあれば簡単にできることです。関係データベースですと、SQLという検索言語があり、これを使うと、どの施設で何人がいつ感染したかということが簡単にわかります。
日本だって保険制度があるのだから、このくらいのデーターベースはなきゃおかしいでしょう。現状はどうなっているのでしょうね。
もっとも、システムを発注するサイドがおばかさんだと、開発した業者にしか理解できない怪しげなデータベースを構築されて、何かをしようとすると彼らに頼むしかないというような状態になっているかもしれません。ビッグデータを人質に取られるような話ですね。
ちゃんとSQLで扱えるリレーショナルデータベースが構築されているなら、厚労省の職員にはPHPを必修にして、何かを議論するときにはデータベースで議論するようにルール化すればよいのですね。
ついでに確率過程とモンテカルロ法あたりもマスターして頂いて、政策を立案するときはシミュレーションによる評価を義務付ければよい。このようにしてはじめて、文明開化の恩恵に我が国もあずかれる、というものです。
>>]日本維新の会の文化が、エントリー主の言われるような、慎重の上に慎重を期すものであるとすると、大阪でコロナ対応が後手に回っているのもうなづけるというものです。
全く同感だ。