青山まさゆき氏の5/10付けBLOGOS記事「変異株の脅威を煽る小池都知事の発言に潜む明確な誇張」にコメントしました。
東京都の出している「最新のモニタリング項目の分析・総括コメントについて」(下記URLの23ページ)をご覧ください。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/…/monitoring…
このグラフは年代別の重症患者数を示しているのですが、4月に入ってから右肩上がりに上昇していること、70代以上はむしろ減り気味で、60代以下の重症者が急増していることがわかります。
たしかに60代の増え方も多いのですが、50代以下も、増加率という意味では相当な増え具合です。それから、ちょっと気になるのが、30代の重症者がグラフに現れてきていることです。
従来の新型コロナと異なり、変異株が増加すると、重症患者は若い側にも多く現れているという、小池氏の指摘は、おそらく事実だと思いますよ。
返信がついております。
Isao Matsumoto
感染効率が上がって感染者が増えたので、それに伴って単純に重症者も増えていると思います。
感染者全体の割合でみれば、従来と変わってないです。
ただしイギリス変異株についてはですが。インド変異株についてはファクターXを無効化するといわれているので、フランス並みの重傷者が出るかもしれません。
小池都知事がそれについて言っているなら、さして間違っているわけでもないですが。ただちに超法規的措置を実施して、いくつかの措置をとればそれまでにワクチンを回せて制圧できるかもしれませんけど。
1、空港の閉鎖。(政府および五輪関係者以外使用禁止)
2、接種に医療資格者を必要とする規定の一時停止。
(ジャンキーにだって打てるんだから自分でやらせる)
3、大都市圏にワクチン集中配備。地方切り捨て。
(大都市をまず片付ければ地方も自動的に安全)
瀬尾 雄三
Isao Matsumoto さん
> 感染効率が上がって感染者が増えたので、それに伴って単純に重症者も増えていると思います。
50代以下の感染者が増えたので、これに伴って50代以下の重症者も増えている、ということですか。これはこれで問題ではないですか。以前の話では、重症化するのは高齢者が中心でそれ以外は軽傷で済むから、経済を廻すことはそれほど犠牲が増えるわけではない、ということでしたよね。その前提が崩れてきた、ということですね。これは、私も事実だと思っておりますが。
また、50代以下の感染者が増えているという問題ですが、先のURLの19ページの図では、50代とそれ以下の入院患者が増えている。医療資源の圧迫という問題に対処するためには、50代以下の感染者を減少する手を集中的に打つ必要があるということでしょう。
まあ、「重篤化」で脅すようなやり方はどうかと思いますけど、若い人の感染が増えており、重篤者も増えているという事実には違いなく、変異株が高齢者以外の重症化リスクを高めている様子ですから、若年層の注意を喚起する小池氏の言い分が全く間違いというわけでもないと思います。
小池氏は小池氏なりに、東京都の感染拡大防止にこれ勤めておられるわけで、この努力は率直に評価すべきだし、足を引っ張るような真似はすべきではありません。そういう意味で、このエントリーは少々問題ありといえるのではないでしょうか。
加藤洋行
瀬尾 雄三
>その前提が崩れてきた、ということですね。
前提が崩れているのかどうか、小池さんが「いつの時点と比較しているのか」を明言していないので、よくわからないということでしょう。本文をよく読みましょう。
瀬尾 雄三
加藤洋行 さん
差分の対象がわからないなら、現時点での微係数をとればよいだけの話ではないでしょうか? 普通、速度が問題なら、現在の速度で議論するのだが、、、
もちろんこれにはノイズがありますから適宜平滑化する。平滑化の時定数は技術的妥当性によるということでどうでしょうか。
加藤洋行
瀬尾 雄三
絶対に「自分が間違っていました」とは言わない。老害そのものですね。でも、若いころから、ずっとそうだったんでしょ?
瀬尾 雄三
加藤洋行 さん
寛容原則などというと難しいのですが、要は、コミュニケーションを成り立たせるためには、相手は正しいことを言っているということを前提に理解すべく努めなくてはいけないのですね。
それを受け入れるか、受け入れないか、という問題のような気がしますけどね。
でも、寛容は強いられている、のだそうです。 https://d.hatena.ne.jp/.../%E5%AF%9B%E5%AE%B9%E3%81%AE%E5...
変異株は脅威です。
なにより、気温が高くなっても生き残っているのがますますヤバい。
さらにインド株は確実に気温耐性は高くなっていると思います。