NEWSポストセブンの5/25付けBLOGOS記事「『ポスト菅首相』に急浮上 野田氏、稲田氏、小池氏、3人の女性候補」にコメントしました。
小池新党で小池首相、という線はないでしょう。そもそも野党が弱すぎる。小池首相の目があるとするならば、自民党との連携で、その前提は都連が白旗を上げること。頑固な人が大勢(?)おられますから、そう簡単に白旗を上げることはないと思いますけど、この先のコロナや国際情勢の展開次第では、小異を捨てて大同につく自狸合作の可能性もないわけではない。
オリンピック中止となる可能性でもっともありそうなシチュエーションは、インド株なりその他の変異株が日本や他の国々を席巻して手のつけようもない状況になった場合で、ワクチンの効果にしたところで、感染力の強い株が主体となれば、接種率を上げないことには対応できない。
あるいは、中国との関係悪化もあり得ない話ではなく、中国軍の尖閣上陸、自衛隊との間で小競り合い発生、などという状況だってあり得ない話ではない。そんな時に、都連と都知事がいじいじやり合うなどということは許されるものではなく、手打ち、そして小池総理、という道もないわけではない。
弱小政党を率いる小池さんが総理大臣になるのは、かつての社会党村山総理よりは、よほど自然な姿であって、裏で自民党がしっかりコントロールできると見極めできれば、これも悪い話ではない。なにぶん、難局に際してリーダーを務めることは、失敗した時のダメージが大きい。小池さんならだめもとでよいのでは、などという考えだってあり得るのですね。
まあ、このケース、日本人にとってあまり幸福な状況とはいえそうにないのが難点ですが、、、
河野氏を先にしてね。