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企業法務戦士氏の5/30付けBLOGOS記事「荒み切った世の落ち着きどころはどこにある? 」へのコメント

企業法務戦士氏の5/30付けBLOGOS記事「荒み切った世の落ち着きどころはどこにある? 」にコメントしました。


もしかしたら、もうかれこれ1年近く続いているこの「世の中」と「身の周り」とのギャップが人々の心を荒ませているのかもしれないな、と思いつつ、今は心静かに、自分のやるべきことをやる。それしかないな、と改めて心に誓う今日この頃である。

「やり場のない怒り」という言葉がしっくりくるのかもしれませんね。この原因は、つまるところ、現状認識と現状が異なっており、その結果自分自身を含めてひどい状態になっている。そしてそれを自らも気づいていながら、どうしたらよいかわからない。俺もバカだが、他人もバカだ、このやり場のない怒りをどうしてくれる、っていう話であるような気がいたします。

結局のところ、感染症は線形な問題ではないということに気付かなくてはいけません。そこに、「中庸の徳」みたいなものはない。オールオアナッシングでやるしかない。ナポレオン時代の歩兵戦のようなもので、いずれかが殲滅されるまで戦うしかない。途中で手を緩めたら、逆転される勝負だということを認識するしかない。そして、これを認識することによってのみ、この問題は解決されるのですね。

そして、もうそろそろ皆さん気づいているのではないかと思いますよ。常識では、極端は不正義で中庸に正義があるのだけど、感染症に関しては一方の端に正義がある。だからその手の国で感染抑止に成功するという現実もある。反骨精神も悪くはないのだけど、こと感染症に関しては、これは我慢するしかありません。毎日新聞の伝える以下の記事にも、そんなことを感じられた次第です。

加藤勝信官房長官は21日の記者会見で「宣言対象の都道府県は、酒類やカラオケ設備を提供する飲食店に休業要請する。それに沿った対応が沖縄県でなされると承知している」と強調した。4月12日からまん延防止措置が適用されながら、これまで飲食店に酒類提供停止を要請しなかった沖縄県への不満をにじませた。

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