音喜多駿氏の「燃えさかる蓮舫議員。選手応援と五輪運営批判は両立すれど、行き過ぎれば…」にコメントしました。
オリンピック中止という主張は、(A)多くの人にとっての喜びであるオリンピックを犠牲にして、(B)コロナの感染防止のためにオリンピックを中止しなさい、という主張なのですね。
で、Aが大したことではなく、Bが絶大な効果があるというなら、この主張は意味のあることなのですが、蓮舫氏はここで、Aの大きさを語っているのですね。
一方で、無観客で開催されるオリンピックの中止が、コロナの感染防止にどれほどの効果があるか、現在も実施されている(それも観客ありで!)他のスポーツ競技に比べて、オリンピックを中止することの意義があるのか、現在は一部でのみ行われている飲食店や大規模商業施設の営業自粛を徹底することと比べてオリンピック中止にどの程度の効果があるのか、と考えますと、特にオリンピックを中止しなくちゃいけない格別の理由はない。
それどころか、立民・共産党の主張は、感染防止効果よりも、自民党政権の面目を失わせようという政治的な目的で行われているであろうとの下心が、多くの国民にばれてしまっている。その主張が通ったところで、利益を得るのは一部の政治家で、多くの国民にとっては、楽しみを奪われるだけで、さしたる意義はない。
こう考えてみると、立民・共産党のオリンピックを中止せよとの主張は、ひどい話だ、ということが誰の目にも明らかになってくるわけで、そういう文脈の中で、蓮舫氏のつぶやきが非難を浴びているのだと解釈したらわかりやすいのではないでしょうか。
>>それどころか、立民・共産党の主張は、感染防止効果よりも、自民党政権の面目を失わせようという政治的な目的で行われているであろうとの下心が、多くの国民にばれてしまっている。
ばればれです。