中村ゆきつぐ氏の7/31付けBLOGOS記事「緊急事態宣言下で爆発している今の状況での延長なんて反感しか産まない…」にコメントしました。
大した効果はないと言われながらも、緊急事態宣言が出ますと、盛り場の人流が低下し、会食飲食も減少する(幅は減少しているにしても、減少していることに変わりはない)。それ以前に、飲食店の営業時間や酒類提供の有無なども自粛が拡大しますので、緊急事態宣言に効果がないわけではないのですね。
さしあたり、死亡者がさして増加しないのは良いニュースですが、感染者がこうも増大してしまいますと何らかの手を打たざるを得ない。最大の原因が会食などにあるのであれば、これを減少させる効果のある緊急事態宣言の発令は、さほど悪い選択でもないと思いますよ。
その他、ワクチンに関しては、感染がさほどでもない地方で接種が進むという、多少ちぐはぐな状況も生じている様子。ここは、非常事態宣言の発令された地域にワクチン接種を優先するよう、全国的なワクチン接種部隊の再配置と、ワクチンの供給体制変更を行うのが良いのではないでしょうか。こういうことをするに際して、緊急事態宣言は、多少の助力になるのではないかと思いますよ。
その他、医療崩壊に関しては、こちらも資源の再配置が効果的だと思いますが、それと合わせて、2類から5類への格下げも検討したほうが良いのではないかと思います。致死率が下がっていることは、評価に反映させるべきですし、この格下げが可能であれば、医療サイドの負担も減少するはず。警戒しすぎて医療崩壊などを起こしてしまったら、何をしているかわからなくなります。
この先は、彼我の状況変化に合わせて臨機応変、機動的な対処が求められるのではないでしょうか。
ワクチン頑張って