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いいんちょ氏の8/13付けBLOGOS記事「DaiGo発言を叩くのは自分を守るため」へのコメント

いいんちょ氏の8/13付けBLOGOS記事「DaiGo発言を叩くのは自分を守るため」にコメントしました。


フェアネスの基本は弱者への配慮だ、という言葉をある方からうかがったことがあります。弱者への配慮をせず、強者がやりたい放題やればよい、この考え方はフェアネスの対極にあるのですね。

人の能力は多面的であって、身体能力の優劣もあれば、経済的能力の優劣もある。あるいは、文化芸術学問の領域での優劣もあるのですね。そのいずれかの面で劣っているからといって、他のすべての可能性を奪うべきではない。それがフェアネスの基本なのですね。

だから、体力に勝るものが、腕力にものを言わせて何でも好きなことをやって良いわけでもなく、経済力に優れるものが札束で頬を叩いて好きなことをやって良いわけでもなく、知恵の回るものがそうでない人をだましてすべてを巻き上げてよいわけでもない。

それぞれの分野で劣る人も、ちゃんと生きることができて、他の得意分野があればそれで勝負できるような世の中にしなくちゃいけない。そう考えれば、車いす用の通路を確保したりすることと同様に、経済的弱者にも救済措置を考えなくちゃいけないし、騙される方がバカという考えは捨てて詐欺的商法は禁止しなくちゃいけない。

これが近代的なものの考え方(フェアネス:公正さ)の基本ですから、「XXな人は〇んでも良い」などという物言いは口が裂けても言っちゃいけません。そんなことを言う人は〇んでもよい、などといわれることになりますよ。あ、これ、いっちゃいけないんだ。

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