BLOGOSしらべる部の9/21付けBLOGOS記事「【会見全文】『アベノミクスは失敗だった、間違いなく』...」にコメントしました。
かつての民主党政権が我が国に甚大な被害をもたらした厄災であったことは多くの国民が身に染みてわかっているのですけど、それがわかっていない人がこの国には少なからずいる。
その一つが、かつての民主党政権の中枢部におられた方々で、民の苦痛を知らずにのうのうと3年少々の政権の味を堪能されたわけですね。ちきりんさんもその内閣改造の多さにあきれて、多くの人に大臣の経験をさせたのだろうなどと書かれているのですけど、裏を返せば短命政権も覚悟の上だったわけですね。
もう一つの民主党政権の幸せをかみしめた層が、退職金や年金受給権を握りしめてリタイアした元公務員や元大企業の正社員たちで、円高物価安でキャッシュの価値は膨れ上がり、追い出し部屋でひーひー言ってる現役社員をしり目に、優雅に海外旅行などを楽しんだわけですね。
で、アベノミクスでやっと現役の方々にも日がさしてきた。まあ、薄日といわれたらその通りかもしれないけれど、土砂降りよりは遥かにマシ。
でこの枝野さんの分析ですけど、アベノミクスが失敗ならば、民主党政権のあれはいったい何とお呼びすればよいのでしょうか。そして、これに何の反省もされていないということは、政権取ったらまたやるわけですよね。エダノミクスといいますか、枝葉のミクスといいますか、経済の基本を完全無視したバラマキ利益誘導変なところで締めあげの破局的経済運営を、、、 まあ、大抵の方にはお分かりだと思いますので、私は何も言いません。言っても無駄だと思いますし、、、
返信がついております。
花の ヤン
でこの枝野さんの分析ですけど、アベノミクスが失敗ならば、民主党政権のあれはいったい何とお呼びすればよいのでしょうか。そして、これに何の反省もされていないということは、政権取ったらまたやるわけですよね。>
全く同感です。
といいますか、もともと立憲民主党の経済政策が国民から不安視されていたのに、どうして不安を増幅させるような発表をするのか理解に苦しみます。
立憲民主党に目玉となるような経済政策案ないのなら、「立憲民主党はアベノミクスを継承します」と発表しても良かったと思います。 そうすれば、少なくとも経済政策が衆院選で立憲民主党の足を引っ張ることはなくなるわけですからね。
瀬尾 雄三
花の ヤン さん
> もともと立憲民主党の経済政策が国民から不安視されていたのに、どうして不安を増幅させるような発表をするのか理解に苦しみます。
これ、枝野氏は、本気で民主党成形時代の経済政策は大成功で、アベノミクスは失敗であった、と思い込んでいるのではないでしょうか。
常人には理解しがたい思考をする人だって、世の中にいないわけでもない。天才と呼ばれる人はそうであるのですが、これと紙一重の方もそうですから、なかなか難しい。もちろんそこまでいかなくても、経済というものが全く分かっておられないのであれば、この手のおかしな理解の仕方をすることだってあるかもしれません。
いずれにしても、この方々に日本経済を触らせてはいけない。これだけは確かです。
花の ヤン
瀬尾 雄三 さん
<これ、枝野氏は、本気で民主党成形時代の経済政策は大成功で、アベノミクスは失敗であった、と思い込んでいるのではないでしょうか。>
そう言えば、アベノミクスが始まって2年くらい経った頃に「アベノミクスでは実質金銀が下がっているが、民主党政権の頃には実質賃金が上がっている。民主党政権の方が良かった。」などと旧民主党議員の誰かが言ってましたね。
デフレ不況では実質賃金がどんどん上昇してしまうため、この旧民主党議員の主張は論外クラスの駄論なんですが、ひょっとしたら本気でそう考えていたのかもしれません。
もしかしたら、立憲民主党にはまともな経済学者のブレーンがいないのかもしれませんね。
野田政権の経済政策では、失業対策として失業者に対するスキル教育などをやってたりしていましたが、こうした新自由主義的アプローチはデフレ不況では空振りになることが多いですね。
まあ、何かの一つ覚えというものかもしれませんけど。瀬尾 雄三
花の ヤン さん
> アベノミクスでは実質金銀が下がっている
これは、パートタイマーなどの雇用が増加したため平均賃金が低下したというだけの話です。
なにぶん、給与水準の高い正社員は景気が変動してもなかなか増減せず、景気変動へのバッファはもっぱら低賃金労働者の雇用の増減で賄われておりますので、雇用状況が改善すると平均賃金が低下するという、一見逆の現象が起こるのですね。
表面に現れた数字だけ見て、深く考えることをせず、なんでも政府攻撃のネタにしようというのがこの人たちのこれまでのやり方で、よく考えるとおかしなことをしょっちゅう口走っておりました。今回の、アベノミクスは失敗！もその一例ということでしょう。
アベノミクスはまあ...