内藤忍氏の10/6付けBLOGOS記事「岸田内閣の『一緒に貧乏になろう』という政策」にコメントしました。
かなり良い線を突いておられますね。岸田氏の政治思想は旧民主党に近いところがあります。
確かに、旧民主党政権の理想は間違っちゃいない。現実的ではないという点だけが問題だったのですが。これはまた同時に、朝日新聞に代表される左翼系メディアの基本姿勢であり、理屈で正義を追求すればこのような路線を主張するようになることは、わからなくはありません。
でも現実は、理屈通りできているわけではない。人々は理想的に行動するわけではなく、どろどろとした個々人の思いに駆られて動くものなのですね。これは論理で説明できるようなものでもなく、直観的に悟るしかない。
まあ、秀才の限界がそこにあるといえば判りやすいかな? 世に求められているのは、秀才ではなくて天才。まあ、天才までは無理としても、普通の「感性」を備えた人物なのですね。頭の良い人は、この部分が抜けてしまうという問題が往々にしてある。「まぬけ」といいますか、、、
ただし救いは、岸田氏が自民党の総理であること。周りにまともな人が多々おられれば、かつての民主党政権のような無茶苦茶は、よもややりますまい。問題が明らかになれば、軌道修正が入って、まともな方向に行くのではないかと思いますよ。このあたり、もう少しお手並みを拝見するのがよろしいのではないかと思います。
岸田首相には賛成。