岸慶太氏の10/12付けBLOGOS記事「ハラスメントの原因は部下に? 毎日新聞が誤解招く表現でセミナー紹介を修正」にコメントしました。
「権利ばかり主張する困った人」って、新聞が作り出しているのではないでしょうか。
もちろん、新聞社の内部では、それが正しい行為と考えている人が多いのでしょう。だから、新聞社には「権利ばかり主張する困った人」がたくさんいるはず。新聞社の主催するセミナーで、こういう事実を前提としたくなるのは、わからないでもありません。
でも、こういうことが問題となっているなら、やるべきことは、新聞社の価値観を見直すこと。新聞の論調を、権利の主張ばかりするのではなく、世のため人のために役立つことを推奨するように、変えていくべきじゃないかと思うのですね。問題は、新聞社の姿勢にあり、ということに気付かなくてはいけないのですね。
今回の混乱は、失態というよりは、問題点に気付く、大いなる前進ととらえなくてはいけません。時代はどんどん変わっているのだから、新聞社も少しは考えを変えていったらよいのではないでしょうか。
そういう意味からも、このお話、結構、奥が深いように思われました。
むずかしいね