早川忠孝氏の10/20付けBLOGOS記事「如何にも大きな成果を挙げそうに見える野党候補者の一本化」にコメントしました。
立民は、自党の主張を棚上げにしても、連合の意向に従わざるを得ないという困った立場にありました。具体的には、連合には電力会社の労組も影響力が強く、原発政策で電力会社の意向を無視しえないという事情もあったのですね。
来る総選挙で、立民の得る議席数(多分伸びるはず)には共産党の協力も無視し得なくなるものと予想されるのですが、そうなりますと、共産党の意向にも従わざるを得なくなる。まあ、また裂き状態にはならないように共産党が配慮するにしても、立民本来の政治思想というものは、限りなくゼロに近づいて、相当程度、共産党の思想に近くなってしまうのではないかと思われるのですね。
なんと言いますか、中間管理職の悲哀といいますか、それがこの先の立民の直面する問題で、議席はそこそこ確保できて、立民議員の生活も成り立つけれど、連合と共産党という、相当に思想の異なる二大勢力の双方に良い顔をせざるを得ない、神経を使う未来が待っているはず。
まあ、たぶんいずれかの時点で、連合に愛想をつかされるのではないかと思いますけど。そしてその結果は、小池さんに愛想をつかされた旧民主党本流ともいうべき国民民主党の現在じゃないかと思います。つまり、支持率1%前後で政権も糞もない滑稽な人たちが彼らの未来の姿、ということですね。
どちらも、何をやっているのか、と思うのですが、、、
野党は信用できない。