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舛添要一氏の10/24付けBLOGOS記事「世界もびっくり:日本で新型コロナウイルス感染者が激減」へのコメント

舛添要一氏の10/24付けBLOGOS記事「世界もびっくり:日本で新型コロナウイルス感染者が激減」にコメントしました。


決め手はコレ、というような話だと簡単なのですが、伝染病の感染防止は、いくつもの要因が積で効いてくる、総合的な効果なのですね。

更には、感染拡大が急増・急減を招きやすい指数関数的に生じること、感染防止効果が、たとえばワクチンなら90%の感染抑止効果があるといわれておりますし、不織布マスクの飛沫カット率は吐き出し80%、吸い込み70%などという数字がありますので、これらすべてが効いてきた場合、基本再生産数を2.5といたしますと、実効再生産数は次のようになります。

2.5 x (1 - 0.9) x (1 - 0.8) x (1 - 0.7) = 0.015

新型コロナの世代間隔は5日程度といわれておりますので、5日で新規感染者数は1.5%にまで急減してもおかしくはない。「飛沫カット率」イコール「マスクの効果」としているのは、多少の誤差はありそうですが、おおざっぱな見積もりでも、全員がきちんと不織布マスクをするだけでも5日で15%まで(つまり約1/7)に激減するという計算は驚くべきもので、ファクターXも、実はこれだったのかもしれない。

もちろん現実には、効果の薄いウレタンマスクや布マスクをする人だっているだろうし、不織布マスクも鼻を出すなどの不適切な使用法では効果が薄いのでしょう。だから、マスクしてれば大丈夫ということもなく、指先の消毒やソーシャルディスタンスもそれなりに必要なのでしょうが、地道にやればなんとかなる、という見通しは心強いものがあります。まあ、あーだこーだ言う前に、新型コロナは収束しつつあるという現実があるわけですが、、、

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