八幡和郎氏の10/13付けアゴラ記事「自公連立という安倍レガシーを壊した髙市氏の罪」へのコメントです。
『安倍回顧録』の公明党に関する安倍さんの発言がいくつか掲げられておりますが、面白いですね。全部「集票マシン」としての評価じゃないですか。そこには、公明党の政治思想に対する共鳴もなければ尊敬もない。そんな公明党に対する安倍氏の見方を『継承』する意味は、果たしてあるのでしょうか。
むしろ重要なポイントは、アベノミクスの継承であり、安倍氏の手で完成の域には至らなかった「第三の矢:成長戦略」を引き継いで現実の成果に結びつけることこそ、今のわが国に最も必要な事ではないかと思います。
もう一つは、緊迫化するアジア情勢への対応であり、この部分をうまく扱うことで対米関係を良好に保ち、経済的部分での支障とならないようにすることも大事なポイントでしょう。それを察知した媚中公明党が、高市政権とは組めないとし、(誰とは言いませんけど)自民党の獅子身中の虫がこれに呼応して高市は辞任すべきだ、などとほざいている。まったく、ルールを知らないにもほどがあります。こんな人たちは無視してかまいません。
公明党に関しては、「平和と繁栄」を政治主張に掲げているのですが、その目的とするところが創価学会と故池田会長を守ることにあったのは衆人の知るところで、政治主張自体も一般受けする新聞が主導する世論に合わせているように思われます。何よりもその党名の「公明」が、以前選挙時に唱えられていたスローガン「公明選挙」によるもので、おかげで選挙管理委員会はスローガンを「明るく正しい選挙」に変える羽目になったのですね。
そういう党ですから、公明党との連立は、集票という実利と引き換えに創価学会の(おそらくは)行き過ぎた行為を守ってしまう、公明正大とはいえない要素を含み、その連立を解消することは、全く正当な事であるように、私には思われます。ここは、高市氏が、己の正しいと思うことを堂々と行えば、大衆はついてくるのではないでしょうか。鉄の女、ってそういうことですよね。
こちらのYoutubeも意味深です。上の主張より、ちょっと過激かな? なんとなく、安心できる内容ではあるのですが。