永江一石氏の1/16付けアゴラ記事「なんで円安になったの?なんで株は上がってるの?なんで円安はいけないの?」へのコメントです。
日本に残された選択肢は、金利の上昇と債務危機を受け入れるか、あるいは利回りを上限設定するなら、円安を受け入れるかのどちらかであり、円は2024年の安値に近づいています
債務危機など受け入れるわけにはいきませんから、円安を受け入れるしかないのではないでしょうか。
結局のところ、プラザ合意以来の実力以上の円高が30年続き、日本の体力が失われた。赤字国債を積み上げて内需を拡大する政策も、いよいよ限界に達し、これ以上の円高は続けておられない。だから、この先は円安に向かうしかない。プラザ合意の時点に逆戻りするのが既定路線ということでしょう。
その結果は、輸入コストの増加によるインフレなのですが、円安は同時に、日本企業の採算を改善し、給与アップへ道を開く。物価が上がっても収入が増えれば国民の生活は困窮しない。まあ、マスメディアは困った困ったという声だけを伝えるのですが、一方でほくそ笑んでいる人たちもいる。だから、困窮層に手厚い保護をすればよい。これを別名「バラマキ」と言います。
我が国が円安+インフレ+困窮層への手当という政策に走ると見られれば、円安はさらに進行するのは当然の話なのですが、それが困らなければ問題ない。おそらくは、1ドル165円±15円程度で落ち着くのではないでしょうか。プラザ合意の頃を考えれば、全然驚くにあたらないと思いますが。