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動き出す公的書類への旧姓単記

アゴラ編集部の2/20付けアゴラ記事「高市首相、戸籍以外の公的書類で『旧姓の単記』認め実質的に夫婦別姓が実現か」へのコメント(ブログ限定)です。


高市早苗首相は第2次内閣発足(2月18日)に際し、全閣僚に配布した指示書で、旧姓の単独記載を可能にする制度整備を法相と男女共同参画相に命じた。高市首相は選択的夫婦別姓には反対の立場を維持しつつ、旧姓通称使用の拡大を図る代替策を提示したとされるが、保守層・賛成派双方から驚きや疑問の声が広がっている。そして公的な書類に通称名を認めることによって、セキュリティ面に重大な穴が開いてしまうことが懸念されている。

「通称名」といわれると「何でもあり」という印象を受けますが、「旧姓の単独記載」なら問題ないのではないでしょうか。まあ、その他の名前でも、戸籍に「公的書類に表示する氏名」などの形できちんと記載しておけばあまり問題ないはずですが。

この問題は以前も指摘しましたように、パスポートに複数の氏名を併記することで海外の人たちに異様な印象を与え、日本文化に対するイメージの低下を招きかねないことが、最大の問題なのですね。以前も書きましたように、夫婦別姓を要望しているのが「経団連」というところにこの問題の深刻さがあります。

高市さんも総理になれば、この辺りの実務上の問題についても考えざるを得ない、というところではないでしょうか。実務上の問題をなくし、しかし戸籍制度はきちんと維持するということで、多くの日本人の合意が得られるなら、まことに結構な話だと思います。

その他、「セキュリティ面に重大な穴が開く」という指摘ですが、「名前一つで維持されるセキュリティ」というものが、そもそも理解に苦しみます。パスポートには番号があり、その番号がマイナンバーに紐づけられており、マイナンバーと戸籍がきちんと対応しているなら、本人確認はきちんと行うことができるはずなのですね。

まあ、何をやっても反対する人はおります。与党の政治家をやっておれば、そのあたりは十分ご理解のことだとは思いますが。

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