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みれば、両膝に矢を受けている

尾藤克之氏の2/23付けアゴラ記事「中道の『生活者ファースト』はなぜ響かなかったのか?」へのコメントです。


立憲出身者は144人から21人へと激減し、安住淳共同幹事長をはじめ、小沢一郎氏、岡田克也氏、枝野幸男氏といった大物が相次いで議席を失った。だが、その入り口で「生活者ファースト」という響かない言葉を選んでしまったことが、この党の本質的な問題を象徴しているように思えてならない。

確かに「ファースト」には相手がいなくちゃいけないのに、これを明確にしなかったというのは大間違いなのですが、それ以前に、野田さんは、選挙の何たるかを完全に誤解している。我が国の国会は「間接民主制」で、国民の代表が立法府での議論にあたる、その代表(代議士!)を選ぶのが選挙なのですが、そのあたりが全然わかっていないのではないでしょうか。国会議員のくせに。

「代表」というのは、有権者が己の参政権を託す人だということ。それは選挙の時のスローガンだけで判断されるものではなく、常日頃の言動に基づいて判断されるものなのですね。有権者は、三歩歩くと忘れてしまう「にわとり」じゃないんだから、選挙の前にこの人たちが何をやっていたかだって、きっちりと覚えているのですね。

さらに悪いことには、選挙になったその時点で、常日頃言っていたことをころりと変えてしまう。そういう人だということがばれてしまう。こうなりますと、選挙のスローガンだって、三日たったらころりと変えてもおかしくはない。まあ、「チャイナファースト」などとは言わないと思いうけど(それだって、わかりゃしないが)、こんな不安定な信用ならない人たちに、己の参政権を託そうなんて人は、そうそう、いないのではないでしょうか。

逆に言えば、そんな人はほとんどいないという事実が明白になったのが、今回の衆院選の結果だった、ということですね。なにも不思議なことが起こっているわけではありません。

さて、膝に矢を受けてしまった野田さん、この先どうされるおつもりでしょうか。よく見ると、反対の膝にも矢が刺さっている。これは、もう、冒険を続けるのは、ちょっと無理なのではないかな?

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