若宮大路は近隣のお神輿総出のパレード、道路は大渋滞でした。普段から渋滞する所、お神輿が通るたびに車を止めてたら、もう、大変ですねえ。これ、鎌倉鶴岡八幡宮の本殿新装を祝う、お祭りなんですね。
お神輿は境内に入り、近代美術館の前あたりでUターン、多分代表者だけが、待ち構えている神主さんの後に並んで、そろった所で本殿におまいりするのでしょう。
美術館の前の池、周辺の木は紅葉真っ盛り。美術館も絵になります。舞殿では結婚式、お神楽を入れて、結構本格的にやっています。石段を登ると本殿。ぴかぴかです。今度の初詣には、いい感じでしょうね。
で、お神輿を見ながら考えた、、、これ、適応型の人じゃないと担げませんねえ。お神輿を担ぐときは、他人と合わせて動くしかない。担ぎ手が、てんでんばらばらの方向に動こうとすると、お神輿、多分落っこっちゃいますね。ふーむ、村落的共同体においてお神輿の果たす役割、なんて論文が書けるかも、、、
大きな組織も、お神輿と似た要素がありますね。もっとも、お神輿は決まり切ったコースを練り歩けばよいのですけど、不確実な世界に挑戦する組織、他人と合わせているだけじゃ、やっていけない。教会の神父は、自分の時計を時計屋の時計に合わせ、時計屋は教会の鐘の音に時計を合わせる、そんな寓話の意味を、適応型の人だけの組織は考えなくちゃいけません。