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意識を持った機械の続き

以前の記事に図書館で読んだ本の話を書きましたが、そのとき読んだある本に、ニューラルネットで扱う情報の桁は、それほど必要でない、と書かれていました。
ニューロンで扱う信号を、4ビットの符号付整数と、4ビットの指数部で表したらどうでしょうか。ココで議論しているようなニューラルネットを実装する際、最も負荷の掛る部分は乗算器なんですけど、その複雑さは、大雑把に言って、桁数の二乗に比例します。
以前紹介したザイリンクスのチップ(百万円)は、18 ビットの整数乗算を 166 個内蔵できます。整数部が4ビットの乗算であれば、乗算器の規模はこの 1/20 程度に収まるでしょう。

 

こんなので良ければ、コストもそれだけ低下するはずで、前回の五億円は、2500万円程度にまで低下できる計算になります。

たったの 2500 万円で人間と同じ思考能力を持った機械ができる!?この結論がもしも正しければ、現在の技術水準でも、意識を持った機械は実現レベルにあると言えますね。

なんとか試してみることはできないだろうか、、、