米軍のイラク攻撃、ついに始まりました。昨日までのTVが伝えるところでは、フセインという人物、残酷な人であったようです。
それを聞きながら、私は、フセインと織田信長の類似点を感ぜずにはいられませんでした。
明智光秀が本能寺で信長を討ち果たしたのは、自らの身の危険を感じたからだといいます。よくよく考えてみれば、光秀、たいした男ですね。フセインの側近が、フセインを暗殺するようなものですからね。で、別のフセイン側近(秀吉に相当)に、すぐ殺されてしまう。秀吉って、考えてみれば、ひどい奴だ、ということになりますねえ。信長の比叡山焼き討ちを見て、これはひどいと、他国の軍隊が攻め込んできたら、、、なんか、ずいぶん、へんてこな話ですよねえ。
世界に通用する普遍的な法の支配、ってのが理想的であることは確かでしょう。暴力団の抗争に、警察が介入するようなものですね。しかし、公権力の発動は、公正な法の元になされなければならないんですね。現在ではさしあたり、それは国連ということになる。国連も、公平な組織ではないんですけどね。
もっとも、大量破壊兵器、テロといった、米国の心配も、まったく理解できなくもない。
次になすべきことは、大量破壊兵器を使ったり、持ったりすることは、悪であるという、国際的な合意を作り上げ、生物化学兵器や、核兵器を、全て破棄することじゃないでしょうか。