このブログで何度か、社会はそれ自体が一つの精神的機能を持つ、という主張をいたしました。詳細につきましては、(1),(2), (3), (4)などに詳しく書いたのですが、簡単にいいますと、ヒトはそれぞれが精神的活動をすると同時に、さまざまなコミュニケーション手段により他者と概念を交換しており、その結果、人間の集団である社会も、ある種の精神的活動をしている、という主張です。そして、「客観」の正統な定義と私が考えております「間主観性」、すなわち他者と共有された主観といいますのは、実は、社会の主観である、という立場を取っております。 ... "ヒトの群知能は社会の精神的機能である論" を続けて読む