円より子という方が「エロゲーで人間性失う」と発言し、物議をかもし出しております。
まあ、そんなニュースを朝方読んだあとで、先ほど取りだめしておきましたアニメ「ToLOVEる」などをみておりましたら、この発言を再び思い出した、というわけです。
さて、エロゲー、エロアニメの定義とは、いったいどういうものなのでしょうか? 規制をすべきということであるのなら、客観的な規制の基準が提示されてしかるべきであると思うのですが、これはいかなるものでしょうか?
ToLOVEるは、まあ、当然エロアニメに分類されそうですが、それで宜しいのでしょうかね。円氏の見解をうかがいたいところではあります。このくらいなら、まあ、許されてしかるべきではなかろうか、と、私は個人的には思うのですが、、、
ヌードグラビアの世界では、恥毛が見えたら駄目、という基準が以前ありましたが、剃れば良しというのでは、かえって劣悪な感情を刺激しそうです。生える前なら良い、などというのもむちゃくちゃでしたしね。
その後、ヘア解禁となりますと、恥毛を売り物にしたグラビアが週間ポストその他でオンパレードとなりましたが、これもさほどそそられるものではありません。そんなのよりも、ミス少年マガジンのグラビアの方が、よほど上であるような気もいたします。
さて、アニメとなりますと、かの傑作アニメ、マクロスフロンティアはどうでしょうか? マクロスフロンティアはセーフのような気もいたしますが、女性の全裸シーンなども出てまいりまして、これもアウト、かな?
涼宮ハルヒの憂鬱第一期も、ひょっとすると難しいかも知れませんね。なにぶん、退屈におきましては、ハルヒがみくるちゃんの耳たぶをかじりまして、みくるは悶絶しております。これも円的には、少々問題がありますよねえ、、、
しかし、そもそも男性に劣悪な欲情を覚えさせるのは、女性の身体そのものでもありまして、であるが故に、イスラム社会では、女性は身体を夫以外の男性にはみせてはならないということになっているのですね。
まあそれはそれで、なかなかに尊敬すべき考え方ではあるのですが、このような制度をわが国にも導入すべきなのでしょうか? 私は、このような考え方には反対でして、人を悪の道に誘う要素はあっても良い、でも、そういう環境の中で、人は正しい道を歩むべきである、と思うのですね。
円氏の場合は、異性に何の欲情も覚えさせないという自信がおありなのかも知れませんが、それを判定する客観的な基準は、果たして存在するのでしょうか? まあ、経験はおありなのかもしれませんが。ともあれ、こと文化学芸に関わること、余計な規制はしないほうが良いのではないかと思いますよ。
無菌状態で飼育された動物は抗体が出来ないため、外界では生きていくことが出来ません。青少年もまさにそうであって、さまざまな誘惑や刺激に曝される中で、正しい道を歩む判断力を身につけなければならないと、私は思うのですね。
畑打ちや、法三条の札の元、です。