このところ、出会い系と思しきメールがたくさん来ています。しかしこれ、差出人はいろいろなのですが、内容は同じ。これで怪しくないと思う人が果たしているのでしょうか。
一通だけならまだしも、10通とかそれ以上がまとまって届き、その内容がみんな同じとなりますと、相当に鈍い人でもおかしいと思うでしょう。
傑作なのはその内容で、以前は、「あなたは私好みの良い男」といった内容でした。まあ、その内容であれば文句は言いませんよ。返事は出しませんけど。
で、最近来ておりますのが、“you are super cute”という奴。日本語に訳せば「あなたは超かわいい」。まったく、ぞぞぞぞ、、、ですよね。
しかしこれ、送信者のアドレスは本物みたいで、これがちょっと謎です。
ひょっとして、私がどこぞの出会い系の商品カタログに掲載されてしまっているのでしょうか。それでこれほどメールが届いているということであるなら、ちょっと自信を持っても良いのかもしれないのだが、、、
あ、そうそう、肝心なことはそういうことではなく、最近SPAMメールが届き始めたということは、最近どこかにメールアドレスを書いたことがその原因となっている公算が高いのですね。
で、私は複数のメールアドレスを用いており、使い分けております。つまりは、特定のメールアドレスにSPAMが届けば、どこで書いたアドレスがSPAMMERに漏れたのかということがわかるのですね。
それがどこかは、ここには書きませんけど、かなりちゃんとした会社に出したメールアドレスがSPAMMERに漏れている様子です。
まあ、会社の業務としてメールアドレスをSPAMMERに売り飛ばすなどということはありそうにありませんが、従業員の誰かが悪さをしているのか、システムがクラッキングされているといった可能性はかなり高そうです。
もちろん、大昔にどこかで書いた私のメールアドレスが漏れている可能性もあるため断言はできないのですが、このような怪しい会社とはなるべくお付き合いしたくはないというのが本音のところ。
企業サイドでこのような事態を防ぐためには、覆面調査員に自社を訪れてもらい、メールアドレスを書いてもらって、そこにSPAMが届き始めるかどうかをみればよいでしょう。
このテストで、もしも調査員の書いたアドレスにSPAMが殺到するようなら、そのアドレスに接触した従業員の誰かがこの情報を外部に漏らしているか、あるいは、自社のシステムがクラックされているということになります。
これを対策しなければ、会社の信用にかかわりますし、情報漏えいによる巨額損失だって招きかねません。
こういう調査も、一つの商売として成り立つのではないでしょうか?