シン・コロナ下のニッポン(写真)と題して各地の写真をご紹介したのが3/26のことでした。今回は、同じ調子で鎌倉の写真を何枚かご紹介します。
由比ガ浜
4月2日朝9時半ごろの由比ガ浜の光景です。
この日の大気は澄み渡り、水平線には、右に伊豆半島、中央左寄りには大島が黒々と見えております。また、サーフィン日和ということでしょうか、多数のサーファーが出ております。
二の鳥居
こちらは、同じく4月2日の写真で、鎌倉駅東口から若宮大路に出たところです。右側に写っている5階建てのビルは、JRが旧鎌倉警察署跡に建設を進めておりました「ホテルメトロポリタン鎌倉」が出来上がり、この4月24日にオープンを予定しているのですが、さて、どうなりますでしょうか。
同じく若宮大路で上の写真のすぐ近く、二の鳥居の下で4月4日に撮影したもの。段葛(だんかずら:鶴が岡八幡宮参道)の両側に植えられた桜が満開でした。例年ですとこの時期、花見客で混むシーズンなのですが、本年は新型コロナが警戒されて閑散としておりました。
川喜多映画記念館
こちらは、鎌倉市川喜多映画記念館で、東和映画を創立した川喜多長政氏の邸宅が鎌倉市に寄贈され、映画関連の資料を展示する記念館となったもの、4月4日の撮影です。
上の写真は入り口ですが、四月末ごろまで休館となっております。ただ、左手の木戸を通ったところが遊歩道になっており、短い道ですけど庭園をみながらのんびりと歩くことができます。こちらは、日中、無料開放です。
奥に見える日本家屋は、哲学者の和辻哲郎氏が居住していた江戸後期の民家を、川喜多氏が東京練馬から移設したもので、一時期、川喜多氏とも縁のある、伊丹十三氏が居住しておられました。
記念館には、アラン・ドロン、山本富士子ら川喜多氏と交友のある映画関係者が、この庭に集う写真も展示されておりました。
文化の薫り高いお庭です。