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新型コロナの現状(4/27)

新型コロナ感染状況の4/27版です。

我が国の状況

本日正午時点での厚労省の集計(国内分)では、感染者数が昨日から199人増加して累計13,232人、死亡者は3人増加して累計351人と発表されております。

新規感染者の7日移動平均線の低下は、本日も引き続き確認されております。ここまで参りますと、このトレンドは確かなものであるといえるでしょう。

新規の死亡者(毎日発表値:赤実線)は、本日は低下しておりますが、この程度は変動の範囲内で、まだ喜ぶことはできないでしょう。

なお、赤点線は死亡総数の昨日との差で、こちらも当日の死亡者数となるはずなのですが、4/22の異常値が7日平均値に含まれているため大きく上に解離しております。こちらは、4/29に元に戻るはずですが、その頃に、実際の死亡者数も減少に転ずるはずで、ここは赤実線を注目するのが良いと思います。

コロナの推移0427

世界の状況

厚生労働省の発表による世界の状況です。

コロナの感染者と死者04027

世界のコロナ感染は、非常に落ち着いており、増加率の赤字はメキシコの死者のみ、増加率1%以下の青字も増えてまいりました。ここにきて、国際ニュースでも、緊急事態解除の動きが世界各地から伝えられております。日本以外は一足早く危機を脱したように見えます。

当方の予想では、日本の死者が減少に転ずるのが4月末、それが確実視されるのが5月上旬となるはずで、毎日の新規感染者数が十数人の3月上旬の状況に持っていけるのは早くて5月の末頃ではないかと思います。

ここまでくれば、マスク着用や手洗い励行はそのまま続けるにせよ、人の移動は元に戻し、クラスター対策に注力することで、何とか感染者数の拡大を押さえられるのではないでしょうか。たぶん、非常事態の解除もその頃が妥当になると思います。

まあ、今の時点では夢物語のようではありますが、一つ希望をもってその時を待ちたいと思います。