大串博志氏の10/31付けBLOGOS記事「学術会議問題についての菅総理答弁の迷走」にコメントしました。
大丈夫でしょうか。他人事ながら心配になります。
ここにきて、任命拒否に対する批判は急速にトーンダウンしており、違法性も怪しくなってきたことが学術会議サイドでも認識されている様子。振り上げた拳の降ろしどころを見失うと、いつまでも万歳していることになってしまいます。
学術会議は、自らも政府機関の一つであり、その行為は公権力の行使に他ならないことを認識していなくてはいけませんでした。
つまり、総理大臣がおこなっていけないことは、学術会議がおこなってもいけない。総理の任命拒否が憲法違反なら自らの推薦者選別も憲法違反になる。特定の研究の禁止は、総理も学術会議もしてはいけない。赤旗は、藪をっついて蛇を出してしまいました。
菅総理の支持率低下が、学術会議問題であるとしたなら、この問題が失速してしまうと野党サイドはちょっと厳しいのではないでしょうか。内閣支持率、低下したといっても、まだ過半数はある。ここから支持率を上げてしまうと、国民の圧倒的な支持を菅内閣が得てしまうことになりかねない。
米大統領選の行方を見て、という要因はあるものの、近々の解散総選挙の可能性も、再び高まってきたのではないでしょうか。
面白いことになりそうです。
野党もっとがんばー