WEDGE Infinity(中田大悟氏)の12/5付けBLOGOS記事「急浮上するベーシックインカム論 理念だけで語るな」にコメントしました。
大きな制度変更には、リスクも伴いますし、影響も多岐にわたりますから、少しずつやったらよいのではないでしょうか。
月7万円が大きすぎるなら、たとえば月1万円からやる。
生活保護は、他に収入があればその分減じるのですから、基本的に月1万円の減額となる。基礎年金を1万円下げることも、そう難しいことではないでしょう。なにぶん、BIで月1万円入ってくるのだから、差し引きゼロなのですね。
所得税の基礎控除も(年間で)12万円減額する。それだけでは、給与所得者に対してはBIとの合計で実質減税になってしまいますから、所得税率を多少上げて、給与所得者全員のトータルでプラスマイナスゼロ程度になるようにすればよいのですね。
その他、不足する財源は、消費税の増税や、マイナンバーを活用した資産収入の総合課税化などで補えばよいのですね。まあ、赤字国債という手もあるのですが、このあたりは議論して決めればよいことです。
これでうまくいくなら、毎年少しずつ増額すればよい。簡単な話のように思えるのですが、、、
>>実際、竹中平蔵氏が、年金や生活保護などの現行制度を廃止して、月額7万円のベーシックインカムに置き換えることを提案したことにより、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)では賛否が乱れ飛んだ。
これだと絶対にダメだろうね。