小林恭子氏の12/7付けBLOGOS記事「コロナワクチン、開発途上国への供給はどうなる?…」にコメントしました。
ワクチンを国民一人当たり何回分先行注文したか及び追加で何回分注文するか <
この数字にどの程度意味があるかは、少々考える余地があります。
以前、インドネシアのコロナによる死者が非常に低いことに疑問をいだき、ちょっと調べてみたことがあったのですが、インドネシアは高齢化問題が生じているといわれているのですが、それでも人口に占める80歳以上の比率はびっくりするほど低い。
https://www.i-repository.net/…/out…/ir/402/402170305.pdf
これは、比較的最近に人口の急増があったということが主因なのでしょうが、医療環境が先進国ほどには整っていないということも一因であるように思われます。似たような国は、インドネシア以外にも、世界に多数あるはずです。
このようなところに、コロナワクチンの供給を人口に対する比率で行うことに果たして意味があるのか、先行接種を計画されている高齢者(プラス基礎疾患者)人口に対する比率がより妥当ではないのか、ワクチンよりも(あるいはこれに平行して)医療環境の整備こそなすべきことではないのか、など、いろいろな疑問が生じるのですね。
世界は横並びにできているのではない。そうした、俯瞰的総合的見地からの思考が大事ではないかと思います。
はよ国内産ワクチンを
ワクチンの失敗を国が被るといっているのだからもっと大胆に。
そうすれば第三国への供給もやりやすくなる。