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新型コロナの現状(12/23)

新型コロナ感染状況の12/23版です。


我が国の状況

本日開始時点の自治体データを厚労省が集計した結果(国内分)では、感染者数が昨日から2,665人増加して累計201,301人、死亡者は50人増加して累計2,993人となりました。

下の図は新規の7日平均値をプロットしております。新規の感染者数、新規死亡者とも、昨日のわずかな減少から反転して、わずかに増加しました。倍化日数は感染者数が30日以上、死亡者数が昨日から1日増えて22日となっております。

新規感染者数、新規死亡者数とも、いずれも過去最大規模の数字となっており、急激な増加は止まったものの、いずれも減少する気配が見られないのは大きな問題です。英国で発生した感染力の高い変異種の日本流入の有無と合わせ、今後も目の離せない状況が続きそうです。

世界の状況

厚生労働省の発表による世界の状況を下表に示します。本日は、欠測はありませんでした。

人口百万人あたりの感染者数が1日で500人以上増加した国は、米国、英国、オランダ、チェコ、スウェーデン、セルビア、パナマ、ジョージアの8か国と、昨日からさらに2か国増えております。百万人あたりの死者が1日で10人以上増加した国は、米国、フランス、英国、イタリア、ドイツ、チェコ、ベルギー、スイス、スウェーデン、オーストリア、ハンガリー、ジョージア、クロアチア、ブルガリアの14か国と、こちらは倍以上に増加しております。

なお、スウェーデンは過去二日が欠測でしたので、通常の3倍を深刻さの判定基準とすべきところですが、新規感染者数も新規死亡者数も、いずれも基準値の3倍以上となっております。スウェーデンは、コロナの感染防止は緩めにして経済を重視する姿勢を見せておりましたが、ここにきて、犠牲者の増大が問題視されている様子です。

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