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青山まさゆき氏の12/24付けBLOGOS記事「欧米がワクチンで新型コロナを制圧=今の日本」へのコメント

青山まさゆき氏の12/24付けBLOGOS記事「欧米がワクチンで新型コロナを制圧=今の日本」にコメントしました。


新型コロナの特徴は、感染者から感染することによって感染者が増えていく、という点なのですね

普通の風邪やインフルエンザは、鳥の糞など、自然界に存在するウイルスなどが人に取り込まれて感染するケースが多く、人から人への感染は副次的なのですね。学級閉鎖を招くような、集団感染がないわけではないのですけど。

で、新型コロナの怖いところは、感染者が感染させる新たな感染者が一人以上(再生産数が1以上)である場合には、感染は拡大していくという点です。

感染が拡大していくなら、現在の感染者数がいかに少なかろうとも、先々大きな問題になるわけですね。現在の患者数ですでに医療機関がかなり厳しい状況となっていることを思えば、それは夢のような先の話ではなく、すぐ先で大きな問題となる。

再生産数を減らすため、マスクをしたり、ソーシャルディスタンスをとったり、外出を控えて他人との接触機会を減らすなどの対応がとられておりますが、ワクチンにも、再生産数を減らす効果が社会的に期待されているのですね。

つまり、「本来ならば感染するはずだった人がワクチンを接種していたがゆえに感染しない」というケースが増えてくれば、再生産数は減ってくるわけです。

国民の全員がワクチンを打ち、9割が有効であるなら、再生産数は1/10に減る。新型コロナの基本再生産数(何も手を打たない場合の再生産数)は2.5ともいわれており、そのままでは感染が拡大するのだけれど、これが1/10になれば、実効再生産数0.25となり、何もしなくとも感染は収束する。これが、ワクチンの社会的意義です。

注目すべきポイントは、感染者の絶対数ではなく、再生産数。感染者が増加しているか、減少しているかという点で、これが増加しているなら、ワクチンを打つ意味があるし、マスクや接触機会低減などの感染防止策も必要となります。

もちろん程度の問題はありますけど。


Minoura氏のコメントに返信いたしました。

 
Toshimi Minoura

> つまり有効率90%のワクチン打ってるのと同じ状況。

まず、今までに次の様な事が分かっています。

1.東京では、行動自粛率が50%ほどになると、実効再生産数が1.0に近くなる。これは、基本再生産数が2.5程度であるということを意味します。基本再生産数が2.5で、行動自粛率が50%であれば、これだけで実効再生産数は、2.5x(1-0.5)=1.25となります。これにクラスタ対策などが加われば、実効再生産数は1.0に近くなります。

2.今年の4月末に、東京で行われた検査では、抗体保持率は、0.1%であった。

東京都民全員が、有効率90%のワクチンを接種されれば、実効再生産数は、2.5 x (1 - 0.9) = 0.25 となり、新規感染者数は5日ごとに、1/4になり、感染は瞬く間に収束します。そこで、「有効率90%のワクチン打ってるのと同じ状況」ということは忘れましょう。

そこで、考えられることは、欧米と同じような数の感染者が生まれているが、それらの感染者は、無症状であり感染者とはみなされない。さらに、抗体もつくりだされないということです。

さらに米国でも、獲得免疫であるキラーT細胞(CD8✛)の保持者は、新型コロナウイルスに感染しても、症状が軽いということがわかっています、さらに次の様な説があります。

東南アジアでは新型でない、感染しても無償上もしくは軽い症状ですむ、コロナウイルスが蔓延しており、これに感染した人は、そのコロナウイルスに対するキラーT細胞がつくりだされ、それが交差免疫で新型コロナウイルスにも有効であるという説です。

 
 
 
瀬尾 雄三

これはもう少しわかりやすく書かないと、青山氏に理解して頂けそうにありません。そこで、少しかみ砕いて説明しますね。

まず、欧米で、ワクチンを全員に打ち、その有効率が90%だとします。

欧米の感染者は日本の10倍で安定していたとすると、ワクチンの効果が現れれば次の世代(5日後)の感染者は日本と同じ数になるのですね。

青山さんの言われる通りです。ご明察、です。

でもちょっと待ってほしい。この話には続きがあるのですね。

その5日後(つまり最初から10日後)でも、ワクチンの効果は継続していますから、欧米の感染者は更に1/10になって、感染者数は日本の1/10になる。

さらに5日が二度経過した最初から20日後には、1/10が二回繰り返され、欧米の感染者は日本の1/1000になる。

最初から1か月後には、さらに5日が二度経過して、欧米の感染者は日本の10万分の一になる。これをもう少し繰り返すと、感染者はゼロになってしまうのですね。

この時の日本は、元と同じ感染者を抱え、マスクをしたり、ソーシャルディスタンスをとってやっと安定を保っている。欧米では、そんなことは一切不要で、普通の経済活動ができるというのに、、、

こうなりますと、双方を「=」で結ぶことなどできない話なのですね。イコールになるのは、最初の5日だけ。俯瞰的、総合的な視点から問題を見直さなくてはいけません。

 

1 thought on “青山まさゆき氏の12/24付けBLOGOS記事「欧米がワクチンで新型コロナを制圧=今の日本」へのコメント

  1. mi.mino

    >>その5日後(つまり最初から10日後)でも、ワクチンの効果は継続していますから、欧米の感染者は更に1/10になって、感染者数は日本の1/10になる。

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