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中村ゆきつぐ氏の12/25付けBLOGOS記事「究極の後出しジャンケン」へのコメント

中村ゆきつぐ氏の12/25付けBLOGOS記事「究極の後出しジャンケン」にコメントしました。


いよいよせっぱつまれば、このエントリーにあるような、ありとあらゆる手段を発動させることも必要かもしれません。でも、まだ余裕があるなら、より犠牲の少ない、マイルドな手段を考えなくてはいけません。

これには一つ、簡単かつ合理的なやり方があるのですね。

感染者が増加しているのか減少しているのかを日々チェックして、増加しているなら対応を厳しくし、減少しているなら対応を緩くする。

ポイントは、いかに経済的に厳しくても、常に、感染者数は減少トレンドにのせておかなくてはいけないことです。そうすれば、事態は悪化せず、いずれコロナは終焉に向かいます。逆に、増加トレンドにあって対応を怠れば、事態は悪化するだけで、対応に要するコストもそれだけ増加してしまいます。

このようなやり方を可能とするためには、なるべくたくさんの手段を準備しておくこと。このエントリーに書かれたことも、そのリストであると考えれば有益ですね。

もう一つ必要なことは、それぞれの手段の「費用」と「効果」を定量化しておくこと。そして、打つ手は「費用/効果」の小さいものから順に打つのですね。つまり、効果は高いけどそのための犠牲が少ない手段を優先して採用する。

たぶん、最初は風俗営業を停止、次いで酒類を出す飲食店の夜間営業を停止し、最後の方で都市間の移動を制限し、最後の最後は外出禁止令、といった形で、コロナ感染抑止効果は高いけど社会・経済への打撃の少ない手段から実施されることになるのでしょう。

本来であれば、問題が燃え盛る前に、こうした対応を議論検討し、必要な法律の準備や補償をどうするかといった議論を先にしておかなくてはいけませんでした。

とはいえ、過ぎたことを悔やんでも仕方ない。今打てる手をリストアップして、感染者数のトレンドを睨みながら、効果/費用の優れたものから順に実施する、これはこれでよいのではないでしょうか。

1 thoughts on “中村ゆきつぐ氏の12/25付けBLOGOS記事「究極の後出しジャンケン」へのコメント

  1. mi.mino

    やっと特措法改正の議論が始まった。
    遅すぎるが罰則もようやく議論に入った。

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