青山まさゆき氏の4/28付けBLOGOS記事「オリンピックを選手達の儚い夢にさせない!」にコメントしました。
現実問題として、いずれかの時点で判断せざるを得ないわけで、その判断をいつにしなければいけないか、というコンセンサスは、関係者の間で得ておかなくてはいけないと思いますよ。
新型コロナの不確実性を考えれば、判断ポイントは遅ければ遅いほど良いのですが、あまり遅すぎると大混乱を招きますので、この調整が難しいところです。
マア、下々の者が心配するまでもなく、関係者はみな考えておられると思いますけど。
返信がついております。
花の ヤン
どうでしょうね。
与党内でも五輪開催の是非で意見対立がありそうですよ。ここで一つの可能性として、ここ最近の補欠選挙や地方選で自民党候補が負けていることが五輪開催の動機になりうることを指摘します。
つまり、今年の衆院選で与党支持率を上げるために五輪開催をやるべきという主張が自民党内で出てくる可能性があると思います。
おそらく国家公務員も含めた綱引きが政権内で起こるのではないでしょうか。瀬尾 雄三
花の ヤン さん
この問題に政治を絡めてしまうと、混乱を極めるだけです。現在進行中の問題は、きわめて実務的な問題を伴っており、まずはこちらを解決することを考えなくてはいけません。
つまり、選手・関係者の扱いをどうするか、それを決めたとして、実施に必要な人材、施設などをどのように準備するのか、これに必要な時間はどの程度か、という実務上の問題がある。これは、最初からできているにせよ、コロナ感染阻止のため、いろいろと変更が必要になるはずです。
その一方で、新型コロナの陽性者が来日した際に備えて、感染拡大を防がなければいけない。海外からの感染者の流入の可能性(相当数が来ると覚悟しなければいけない)と、これをどのように検出して、隔離などの対応をしていくか。これも準備に時間が必要で、すぐにはできないのですね。
自衛隊中央病院という切り札を温存した様子であることは心強いのですが、それにしても、何かを実行するにはそれ相応の時間がかかる。そのための決断に許されたタイムリミットは何時か。これを心しておかなくてはいけません。
花の ヤン
瀬尾 雄三 さん
<この問題に政治を絡めてしまうと、混乱を極めるだけです。>
政治家にとって、スポーツイベントは格好の政治イベントですよ。
簡単に好感度を上げられるし、実績をアピールしやすいのです。それに、私が衆院選にからめて発言したのは「選挙目的のために、コロナ対策が歪められる」可能性を指摘したかったからです。 これはこれで意義があると思いますよ。
<現在進行中の問題は、きわめて実務的な問題を伴っており、まずはこちらを解決することを考えなくてはいけません。>
この話題は今頃の段階でするものではないと思います。
もっと早いうちに素案を作って関係各機関に素案提示や協議・依頼を行って連携体制をつくり、コロナ等の状況の変化に応じて案に修正を加えていくようではないと泥縄と評価せざるをえません。瀬尾 雄三
花の ヤン さん
オリンピックは国民の関心も引きやすく、政治家が政治利用したくなるのはわかるのですが、それをやっちゃいけない、ということを私は言いたいわけですね。
このエントリー主の以下の言葉のような「イケイケどんどん的主張」は、格好が良いかもしれない。だけどこの手の、一方向のバイアスを加えるような発言は、政治家として慎まなくてはいけないと思うわけです。
> 他の国際大会はどこの国でも開かれているのだから、入国管理の徹底や滞在先の制限などやり方さえ工夫すれば開ける。
> 全国的空き病床管理システムの構築など医療体制の逼迫解消の工夫と併せて困難な道を切り開きたい。
同じことは与党サイドに対しても言えるわけで、ここは、政治的人気取りの誘惑を捨て、コロナの感染拡大防止をきっちり見極めたうえで、オリンピックの開催を考えなくてはいけないわけですね。まあ、野党は「あとは野となれ」で済むけれど自民党はそういうわけにはいかないこと、重々承知されているとは思いますけど。
無観客でやろうね。