かさこ氏の8/1付けBLOGOS記事「コロナはインフルエンザ程度?インフルエンザで死ぬかと思った24歳の時の話」にコメントしました。
コロナはインフルエンザ並みといっている人の中には、たしかに、恐れる必要が全くないという意味でそういっている人もいるかもしれません。こういう人に関しては、インフルエンザの恐ろしさを知らないね、というこのエントリーの主張は正しい。
でも、そうではない意味で、コロナはインフルエンザ並みといっている人もいるのですね。つまり、現在のコロナは、致死率が低下して、インフルエンザと同様なレベルの危険性になっている、と指摘しているわけですね。『だから、インフルエンザ並みの対応でよい』といっている。たとえば、2類の扱いは厳しすぎるのではないか、という主張ですね。
たしかに、感染拡大が始まった初期のコロナは、我が国はともかく、海外では大量の犠牲者を出した、非常に恐ろしい病気でした。でも、ワクチン接種が進んだ今では、致死率は当初の1/10以下に低下しており、そうそう恐れる病気ではなくなりました。
だから、対応もそれなりに考え直す必要がある。この期に及んでオリンピック中止などを叫ぶのは、政治的意図の発言としか思えない。政治的という意味では、我が国でもワクチンの接種を進め、致死率を1/10にまで落とした政府の措置は正しかったし、このために払われた多くの努力を褒めるべきところでしょう。
100点満点だとは言いません。でも、我が国のコロナ対応は、国際比較でみても、かなり優秀な部類だと思いますよ。こういう時は、関係者の功績をたたえることもまた必要なことではないでしょうか。それは、ジャーナリズムや野党にも必要な態度だと思いますよ。ブロガーにも、そうであってほしいところだが、、、