かさこ氏の8/7付けBLOGOS記事「わからないことはわからないでいい...」にコメントしました。
コロナのような伝染性の疫病の感染拡大予想というものは、天気予報や地震の予知と同じ「複雑系」と呼ばれる問題に属し、予想困難な問題なのですね。だけど、全く予想できないわけでもなく、不完全な予想といえども、人々が困難に備える余裕を与えるという意味では、予想することもそれなりの意義があります。
問題は、政府を攻撃したいが故の弱気予想や、野党の攻撃を排除したいが故の強気予想といったものは有害で、特に新聞を売りたい、テレビの視聴率を稼ぎたい、ウエブページのPV増やして宣伝料を稼ぎたいといった、事実の伝達以外の下心ゆえの予想が世にあふれていることが大問題だということでしょう。
とはいえ、この手の下心あっての予想は、データに手が加えられていたり、提供するデータに偏りがあったり、論理の展開に矛盾があったりする例が多く、こういった点を指摘されてしまうと、下心ゆえの伝達者自身を貶めることになってしまいます。
まあ、我が国の一部の野党議員は、いくら貶められても、すでに蛙の面に小便状態で、何の痛みも感じない方が多いような印象を受けますが、それでも騙される人が増えないように、おかしな情報提供には一々批判を加えていかざるを得ない。
言論の自由がありますから、おかしな主張が多々なされるのは致し方ない。ここは、情報を受け取る側が賢くなるしか、対処の仕方はないような気がいたします。
わからないなら侮らず最大のリスクの発生を予期し対策すべきだろう。