音喜多駿氏の8/27付けBLOGOS記事「驚愕!小池百合子知事は本気で『若者がワクチンを打たない』と思い込み…」にコメントしました。
この事態を招いた理由が「接種をためらう若者が多いと思っていたから(そんなに来ないだろう)」というのですから、開いた口が塞がらないとはこのことです。
この手のことは、知事の独断で取り進めることになっているのでしょうか。もしそうだとすると、そういう体制の方に問題がありそうです。
近代的な行政組織であれば、これだけのことをするからには、必要とされる様々な専門領域の人材を集めてチームを作り、調査やケーススタディを行って、具体的計画に落とし込んでから実行に移すはずです。
もしも東京都のやり方がそうでないのだとしたら、これは、コロナ問題に限らず、あらゆる分野で大問題となっているはず。早急な調査と対処が必要でしょう。
まあ、実際のところは、きちんとチームを組んで必要な専門家たちが力を合わせて仕事をしているのだが、流動的な現実のために判断を誤った、ということではないかと思いますし、それを知事が一人で責任を負う形になっているだけの話ではないかと思うのですが、、、さて、現実はどうなのでしょう。
返信がついております。
野木 崇宏
古くは青木都知事の都市博中止や石原都知事のカジノ構想やディーゼル規制のように、都知事の権限はある意味首相以上で独断で決まることが多い気がします。
私の知人の何人かも「突然都知事が言い出して対応に追われるのが都の職員の仕事」、「だから突然変なことを言わない都知事が良い都知事」と聞いたことがあります。
おそらく今回のコロナ対策に関しては相当なトップダウンが多いはずです、何しろ全てが異例の事態だらけですから。
そういう意味で今の小池都知事のコロナ対策はピント外れが酷すぎるし、その責任はほぼ全て小池都知事にある、と私は思いますね。
瀬尾 雄三
野木 崇宏 さん
> 私の知人の何人かも「突然都知事が言い出して対応に追われるのが都の職員の仕事」、「だから突然変なことを言わない都知事が良い都知事」と聞いたことがあります。
それが都の統治システムであるなら、その点こそが大問題なのですね。
なぜコメディアンに都知事が務まるか、その理由がひょっとすると、ここにあったのかもしれません。あるいはあまり登庁しない都知事も「良い都知事」であったのかもしれません。湯河原通いで非難を浴びた本都知事の方も、ずっと温泉に浸かっていたら「良い都知事」になれたのかもしれませんね。残念なことです。
でも、近代的な組織がそんなことでよいはずもない。これは、一人小池都知事がおかしなことをしょっちゅう言うところに問題があるのではなく、組織形態、都という行政組織のあり方の問題であると認識しなくちゃいけない。
そういうことを、私は言いたいのですね。
ワクチン頑張っているのに。。。