猪野亨氏の10/14付けBLOGOS記事「小選挙区制が導入された理由は? 金権腐敗があったからではない 中選挙区制度に戻すの筋」にコメントしました。
金権腐敗の一つの理由に、「カネのかかる選挙」というのがあり、選挙区を小さくすればお金はそれほどかからないであろう、という論拠が一つありました。
もう一つは、私的な思惑で動く派閥ではなく、一定の法の下で動いている政党本位の選挙にするという点があり、政党助成金の制度も相前後して導入されておりました。
二大政党制による緊張関係を導入しようという点ももう一つの動機で、現実に、細川内閣や民主党政権が誕生したりもしているのですね。
最後に、少数政党が議席を得にくいという問題は確かにあるのですが、これに関しては比例代表制を併用することで、一応はカバーされているはず。確かに、100%ではないけれど、そもそも批判だけする政党に議席を与える必要があるかとなりますと、これははなはだ疑問。選挙はあくまで、政権を誰が担うかという選択であるべきなのであって、批判なら言論活動ですればよいのですね。
なんだかんだ言っても、小選挙区制度が、昔に比べて、政治をクリーンにしたことは確かでしょう。まあ、それが気に喰わない人がいることは理解できなくもないのですが、、、
頑張って検査しれ