ラスベガスって、自殺の名所!!ってな話を他所の日記の感想に長々と書いてしまいましたので、こちらにも、焼き直しを一つ書いちゃおう、、、
以前ラスベガスに行ったとき、そんな話題で盛り上がりました。最初に話題を提供したのは私、その日の朝、びっくりしたことがあったんですね。
朝、トイレに入っていたら、ドアをどんどん叩く音が、なんだこの馬鹿、なんて考えて、シカトを決め込んでいたら、なんとそいつ、鍵を開けて入ってくる。いや、びっくりしましたね。トイレのドアは開けっ放しだったし、その瞬間、私は下半身丸出しで便器に座ってましたから、、、
で、その男は、ホテルのガードマン、私がモーニングコール(目覚まし電話)を頼んだのに、出なかったからと、様子を見に来たというんですね。
そりゃあ、寝坊はしないだろうけど、サービスもここまできたら行き過ぎと、のんきな私に、ベガスに長期滞在していた米国人は大笑い。つい先日も、そこに人が降ってきたんデスネ、と、私の座っていた席のすぐわきを指差して言うじゃないですか。紅茶を運んでいた婦人の目の前に、デスヨ!
で、その米国人が説明することには、経済的に行き詰って、死ぬしかない、って時に、ベガスに来て、最後の大勝負に出る人が多いんデスネ。だから、ホテルのガードマン、モーニングコールに出なかったので、さてはこいつ、自殺したな、ってな調子で、すっ飛んできたんデスネ。
ま、私も前日、少々負けたけど、死ぬほど負けちゃいない。一つ利口になっただけ、儲けた感じがしましたねえ。話題もできたし、、、
そのホテル、外観がピラミッド型をしたホテルで、中央部は吹き抜け、その底の部分に、私達のいたレストランはあったのですね。吹き抜けは各階の廊下に面していて、上に行くほど細くなっている。だから、吹き抜け部のどの場所でも、上のほうには廊下の手すりがある。どこに人が降って来るかわからない、えらくヤバイ構造ですねえ。自殺が多いところでは特に、アブナイ、、、
と、言うわけで、自殺を考えたりする人には、お奨めしたい、一世一代の大勝負。経済的に行き詰って、ギャンブル、ってのは、ちょっと勝ち目が薄いけど、自分に自信を失って引きこもるくらいなら、表に出る、という勝負、悪くはない。
どうせ一度しかない人生、少しでも、ドラマチックに送りたい。自殺は、八方手を尽くしてから考えたって、良いと思うんですよ。