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「あてき」に「あが君」

「あてき」に「あが君」、これが千年の黙の主役なんですね。なんか、幼い感じがするでしょう。な~んてことを考えたのが、昨日の日記を書いたきっかけ。

言葉の音感が人に与える影響、日本語だけじゃなくて、万国共通。たとえば、Mの音は母親、海(モーレ)、ミルクなどに使われていますね。Tはタッチとか、テイクとか。あと、N(な行)の音には、否定を表す意味にも使われ、(ない、とかね)時に緊張感を表すKの音に近い感覚を与えます。(のど、ネイル、ニードルなど)あ、漢字の音読みも、元は中国語に起因してますね。

このような効果がある理由をつらつら考えるに、はるか昔、人々が言葉を使うようになる前、ヒトは、動物と同じように、ほえ声で互いに感情を伝え合っていたのでしょう。そのとき使われた子音が、こういう意味を持っていたのでしょうね。

また、一般に緊張感を高める高い音が含まれる子音(K)、音がないときのバックグラウンドであるホワイトノイズがS,口をあけずに発音できるN(ん)が否定を表すなど、物理的にも納得がいく背景もあります。

というわけで、子供に名前をつけるときの参考にしてください。


まとめはこちらです。