本日の東京、言わずもがな、の状況です。最初はライブドア関連に、ま、ネット関連あたりが崩れるか、と心配しました東京地検特捜部のライブドアガサ入れ、マネックスのライブドア株担保価値ゼロ評価により、個人の投げが加速、ライブドアショックから、マネックスショックとなりました。
それにしても、東証が全銘柄の取引を停止するとは、ま、システムが弱いためではあるのですが、なんとも、大恐慌並。日本の株式市場のイメージは地に落ちてしまいました。新聞一面のスペース取りを狙ったかとも噂される東京地検特捜部、まさかこんなことに、との思いが強いのではないでしょうか。やぶへび、とは、正にこういうことです。
と、まあ、本日は皆さん、頭に血が上っているはずでして、冷静な分析など、こんな日は無理。まあ、無理なことは止めておくに越したことはありません。株の方は、嵐が去るのをひたすらに待つしかないでしょう。昔の人は言いました。冬来たりなば、春遠からじ。止まない雨はない。山より大きい猪は出ない。ま、そういうことです。
昨年からの日本株価の上昇、12兆円に上る海外の買い越しがモノを言ったと言いますが、信用の買い残、5兆7662億円は、この半分近い規模。その一部が投げに出るとなりますと、これはちょっとしたことになるわけです。まあしかし、売り残も1兆5931億円ありまして、売り方の皆さんはうはうはのはず。この下落、いずれ止まるはずですが、その先では、おそらくバリュー株に目が向くものと、ここはひたすら期待を胸に、嵐の中を耐え抜くことにいたしましょう。