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ヤフーニュースとアゴラ

ヤフーのニュースが仕様を変更しております。どう変わったかと見ていましたら、下の方にコメントを付ける欄があります。このコメント欄、昔からあったものでしょうか。

実は、アゴラの記事もヤフーに転載されておりました。アゴラは、先日ご報告いたしましたように、私のコメントをブロックしているのですが、ヤフーニュースに転載されているならこちらにコメントをつければよいだけの話でして、アゴラのつまらない言論統制など意味がないことになります。

などと考えておりましたら、ここにきてヤフーニュースはアゴラの記事の転載を停止している様子で。なぜこんなことになったのでしょう。

一つ考えられることは、ヤフー側で転載を止めたということ。アゴラの記事の品質がヤフーニュースにそぐわないとヤフー側が考えれば、転載を終了するということもありえる話です。以前指摘しましたように、アゴラの記事のレベルはこのところかなり低下しておりますので、ヤフーがそう考えることもやむをえないと思います。

たとえばこの転載記事(リンク切れです)には、私もコメントをつけておきましたが、「現在の海洋汚染は深刻なものではない。放射性物質の海水の濃度は、1960年代の核実験が繰り返された時期より少なく」との結論の根拠となります海水中の放射性物質の濃度の比較が、Bq/Lの数値とBq/m^3の数値をそのまま比較しており、核実験が繰り返された時期の濃度を1000倍高く誤認しております。

この問題は、アゴラの側(リンク切れです)では指摘のコメントを受けて修正しているのですが、ヤフーニュースにはこの修正は反映されておりません。これは、修正しないヤフー側に落ち度があるということもできますが、最初にこのような重大かつ初歩的なミスを犯した記事を掲載したアゴラ側の責任も重大です。つまりは、ヨハネス氏ばかりを責めるのは片手落ち、ということですね。

ヤフーがアゴラ記事の転載を中止した理由としてもう一つ考えられるのは、アゴラ側でストップしたという理由。変なコメントをつけられては困るとアゴラが考えれば、そうすることもありえないではありません。

まあしかし、そういう形で言論の場を運営するのも少々おかしな話、壺中の天地を彷彿とさせます。こんなものをアゴラは目指しているのでしょうかね。

いずれにいたしましても、こうなってしまいますともはやどうしようもありません。最初に考えた作戦は、お蔵入りということになりました。


ヤフーニュースはアゴラの配信を復活させていますね。今のところ、いろいろと不安定な要素もあるのですが、コメント機能は健在のようです。こうなりますと、当初の作戦を復活させればよいわけで、面白い展開になってまいりました。

それにしてもこの記事は、相当にエキセントリックですね。具体的な数値などがありませんので、私には何も突っ込むことはできないのですが、twitterの方では大いに盛り上がっております。ご同慶の至りといっておきましょう。

石井氏のこの記事に関しましては、難しいことを述べる必要はまったくありません。排出すべきでない放射性元素を含む水を排出していることは、弁護の余地もないわけで、これを経済的な問題にすりかえることはある種の敗北主義、つまりは東京電力の力ではもはやなすすべもない、ということでしかありません。

twitterには石井氏を援護する意見も多々あるのですが、知性を感じさせる内容のつぶやきは石井氏を非難するものが多いようです。そもそも、石井氏のこの主張が今日の法治国家で受け入れられないのは議論以前のことなのですね。ここで左翼の論客(?)を責めてどうなるという話でもありません。

人が壊れる、ということをネット誕生の直後にいろいろと見聞きしてまいりました。現在石井氏の身の上に起こっておりますことが、かの人の崩壊ではないことを祈らずにはおれません。ネットでそんなことをやってみても、なんら得ることはないのですから。