先日ご報告したように、このブログのための新しいURL“dr-seo.net”を取得しました。その目的の一つに、本ブログの海外向けの発信ということも考えており、そのための準備につきまして、本日はご報告します。
入口の変更
これまでのこのブログは“comfort.saloon.jp”なるURLでアクセスしております。このURLは、さくらが提供するもので、一応はオリジナルのURLではありますが、さくらが持つURL“saloon.jp”のサブドメインとなっております。
“comfort”は私が適当に選んだ文字列なのですが、“comfort saloon”は「快適なサロン」といった意味があってブログの表題にぴったりであるうえ、京阪電車の愛称にもなっており、覚えやすいURLであるともいえるでしょう。
この手の名前取りは先手必勝。さくらは二つのURLを提供しておりますので、もう一つ“gourmet.saloon.jp”などというURLも確保しております。“gourmet”は「グルメ」。この名前であれば、レストランや食材関連でネット事業が展開できるのではなかろうか、との読みで確保しているのですね。
とはいえ、サブドメインはサブドメイン。あまり迫力がありませんし、Google AdSenseも載せることができません。
ということで、独自ドメインを確保したのですが、入り口の変更は、なかなか厄介な問題があります。
まず、“dr-seo.net”でこのブログをアクセスするためには、さくらのレンタルサーバであれば、ドメイン設定で登録した独自URLに、サーバ内におかれたWordPressのトップディレクトリへのパスを設定すればOKです。
でも、二つのURLで同じブログをアクセスすることは、はたしてGoogle的に問題ないのでしょうか? まあ、こういうことをしているページは他にもあって、企業などで、“.com”と“.jp”の双方を確保した場合に、同じページを指しておくなどということも行われているのですが、複数のページに同じ内容を書くとGoogleは問題とみなすとの話もあって、少々心配なところではあります。
そんなこともあって、WordPress内の“comfort.saloon.jp”を“dr-seo.net”に書き換えることを試みたのですが、ちょっとした手違いがあり、正しく書き換えることができないという、大はまり状態となっております。
もちろん、解決方法はわかっておりまして、最初からWordPressをインストールしなおせばよい。ブログの内容は、あらかじめエクスポートしておけば、インポートしなおすだけで移植もできるはずなのですね。私のさくらの契約は、データベースを二つ持つことができまして、二つのブログを同時に走らせることもできます。また、この際に、マルチランゲージ対応のテーマを探してこれを使うという手もありそうです。
これにつきましては、いずれ時間のできましたところで、じっくり取り組みたいと考えております。
引用部の英文化
日本語を英語に翻訳するには、さしあたりGoogle翻訳で、まずまずの英文に変換することができます。うまく翻訳できない場合は、たいていの場合、日本語にあいまいなところがありますので、英文をみておかしな場合は日本語の原文を直すというアプローチも有効です。
ただ、本ブログは、読書日記という性格が強く、英語の原典を日本語に翻訳した書物も多く読んでおります。この引用部を、日本語版からの引用をGoogle翻訳するというのは、少々問題がありそうです。
そこで、日本語以外の書物を引用する場合は、既に存在する英語版から、該当箇所を引用するようにしたいと考えております。
これまでに英文引用部を追加したエントリーは、以下の通りです。
- アンディ・クラーク「現れる存在/脳と身体と世界の再統合」を読む
- 「カラシニコフ自伝/世界一有名な銃を創った男」を読む
- ボルン著「アインシュタインの相対性理論」を読む
- ファインマンの「科学は不確かだ!」を読む
- シュレディンガー著「生命とは何か」を読む
- 「宇宙を織りなすもの(上)」を読む
- 「宇宙を織りなすもの(上)」を読む(その2)
- 「禅とオートバイ修理技術」を読む
- 妙好人:鈴木大拙著「日本的霊性」より
- 鈴木大拙著「日本的霊性」の「われ一人」と「大地」
- 鈴木大拙著「日本的霊性」を読む
- アーサー・ファイン著「シェイキーゲーム」を読む
- リンドリー「量子力学の奇妙なところが…」を読む
- デカルト的省察におけるフッサールの客観再定義
- ミニチュア・ローズ、グルメ・ポップコーン (Gourmet Popcorn) の数奇な物語
- 「哲学と現実世界―カール・ポパー入門」を読む
- 「物理法則はいかにして発見されたか」を読む
- ハイゼンベルグ「部分と全体」を読む
- ポアンカレ「科学の価値」にみる客観
作業が完了したのは、ほんの一部ですが、この先も余裕をみてぼちぼちと英文化していこうと思います。また、一部につきましては、主たる引用元の英文化は完成していますけど、参考までに引用した部分が未了となっています。これらは、当該書籍の紹介を英文化する際に、同時に行なう必要があります。
まだまだ先は長い、ということですね。
ともあれ、日本語版に関しても、この引用部を付ける意味はありまして、これらはそれぞれの書物の中で特に面白い部分ですので、日本語版と読み比べるのは、英語の勉強にも良いのではないかと思います。