以前のこのブログで「現象学は客観を否定してしまった」、「客観という用語を再定義しなくてはならない」、などと書いてしまいましたが、現象学の創始者、フッサールは、客観という言葉を再定義して使っている、ということに気付きましたので、本日はこのお話をいたしましょう。 ... "デカルト的省察におけるフッサールの客観再定義" を続けて読む
月: 2006年7月
現象学者の恨み節?「よみがえれ、哲学」を読む
今朝方「コギトに帰れ」などと書いたためか、ちょっと気になって「よみがえれ、哲学」を読み返しました。現象学者、竹田青嗣、西研両氏の対談形式のこの本は、お買い得NHKブックスの本体価格1,120円となっております。 ... "現象学者の恨み節?「よみがえれ、哲学」を読む" を続けて読む
うぬぼれる脳、を読む
かつて現象学盛んなりし頃、「コギトに帰れ」などということが盛んに言われたものですが、ここは「デカルトに帰れ」と言うべきだったのではないだろうか、などと、最近考えております。何しろコギトはデカルトの思想のごく一部。デカルトは、当時一線級の自然科学者で、座標幾何学の創始者であるばかりか、人体機械論を唱え、あっさり日和ってしまったものの、ガリレオと同時代にして地動説を支持していたのですね。 ... "うぬぼれる脳、を読む" を続けて読む
“無意識の脳・自己意識の脳”を読む
このところ書く方に専念しているようなこのブログですけど、たまには読むこともいたしましょう。
というわけで取り出だします一冊は無意識の脳自己意識の脳。アントニオ・R・ダマシオ著、田中三彦訳で講談社から出ておりますこの本は、412ページと厚めの本でして、お値段のほうも2,800円と少々張りますが、2003年の出版と比較的新しく、最近の脳科学の進歩について、ある程度フォローしたものとなっております。 ... "“無意識の脳・自己意識の脳”を読む" を続けて読む
オブジェクト指向の哲学:第1章(続き)
このページは「オブジェクト指向の哲学:オブジェクト指向プログラミング」に統合しました。
オブジェクト指向の哲学:オブジェクト指向プログラミング
先週から書いております「オブジェクト指向の哲学」、以下は第1章に相当するところです。 ... "オブジェクト指向の哲学:オブジェクト指向プログラミング" を続けて読む
オブジェクト指向の哲学(改版その2)
(その2)です。楽天のブログは1万字の縛りがありますので、分割して記載いたしました。 ... "オブジェクト指向の哲学(改版その2)" を続けて読む
オブジェクト指向の哲学(改版その1)
先週のこのブログに掲載いたしましたオブジェクト指向の哲学ですが、あまりにも短い文章に内容を詰め込みすぎたため、非常にわかりにくい、誤解を招きやすいものであったように思われます。そこで、最初の部分を、以下にご紹介いたしますように、書き直してみました。 ... "オブジェクト指向の哲学(改版その1)" を続けて読む
オブジェクト指向の哲学(その2)
(その1)の続きです。楽天のブログは1万字しか書けませんので、分割して書き込んでおります。 ... "オブジェクト指向の哲学(その2)" を続けて読む
オブジェクト指向の哲学(その1)
このブログの日記カテゴリー社会と哲学で、デカルトからサールに至る哲学的考察を続けてきましたが、このあたりでまとめておきたいと思います。 ... "オブジェクト指向の哲学(その1)" を続けて読む