岸本周平氏の6/4付けBLOGOS記事「ポストコロナの財政金融策 ―タダのランチは無い」にコメントしました。
バブルになるリスク(インフレになるリスク)と、バブルが崩壊するリスク(デフレになるリスク)は、分けて考えておいた方が良いと思います。
もちろんこれらは、一連の波の山と谷であるわけで、ひとつながりの現象ではありますけど、それぞれの時に起こることは、全くの別物ですから分けて考えなくてはいけないのですね。
さしあたり、バブルになるリスクを意識するなら、市場のお金を吸い上げておく必要があり、あまり大盤振る舞いすることは控えなくてはいけません。
バブルが崩壊して世界的な金融危機がやってきたら、市場に大いに資金を提供するのが正しい政策ということになります。
これ、正反対なのですね。だからこの双方をごっちゃにすると、何が何だか、わけがわからないことになってしまいます。
ちなみにワクチン開発で名が挙がっているGSKグラクソスミスクラインに投資してフリーのデイナーをいただきました。
ただのランチはない。好きですね。金融が好きな人は。
前にも書いた通り、アメリカでもこれほど企業にお金を入れている以上、本物の資本主義は存在しない。
お金を国が出してくれる企業に投資することが重要。
いいかえれば、ただのランチは存在しないが、ただのデイナーは存在している。のさ