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新型コロナの現状(6/8)

新型コロナ感染状況の6/8版です。


我が国の状況

本日正午時点での厚労省の集計(国内分)では、感染者数が昨日から32人増加して累計16,950人、死亡者は発生せず、累計916人のままとなっております。

新規の7日平均値は感染者、死者とも減少し続けております。

世界の状況

厚生労働省の発表による世界の状況です。これまで同様、感染者、死者とも累積値の増加率は、すべて一けた台に収まっており、南米、南アジア、中東の感染・死者の増加率が欧米諸国に比較して多少高い値を示しております。

下の図は、人口百万人あたりの累積死亡者と昨日一日の新規死亡者の散布図で、斜めの水色の線は死亡者の増加率を示しております。

現在ただいまの死亡者の多寡は縦軸が示しており、上方にプロットされた国々が現時点で多い死者を出しております。これに相当するのが、中南米の国々、一部の中東諸国、および米国をはじめとする一部の欧米諸国となっています。日本及び中国は、昨日の死者数がゼロだったため、この図にはプロットされていません。

前回のグラフ(5/29日版)を以下に示します。欧米が下がったということもありますが、中南米の新規死亡者が増加している傾向が読み取れるでしょう。

カタール、サウジアラビア、クウェートは、感染者/死者の比率が高く、検査を強化して感染者を積極的に隔離する政策がとられているのではないかと思われるのですが、これらの国の新規の死者は、必ずしも低いとは言えず、検査強化という解は、あまり有効でない可能性を示唆しております。

その他、中南米でブラジルが、欧米では米国が多数の新規死亡者を出しているのですが、これらの国々では政府の対応に問題があるためであるかもしれません。新型コロナへの本腰を入れた対応が望まれるところです。

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