原田泰氏(WEDGE Infinity)の6/11付けBLOGOS記事「所得制限は机上の空論、緊急時は一律給付が最善策」にコメントしました。
どのみち、最後は税金で帳尻を合わせるわけで、高い税金を払う高額所得者にしてみればトータル赤字ということになるだけの話なのですね。
平均以上の収入のある人がこれで喜んでいるとしたら、これは朝三暮四を絵にかいたような話。まあ、サル並みとは言いませんけど、、、
コメントがついております。
Zakana Ao
1000万円以上の世帯で,300万円未満の世帯に30万出すとすると 1000万円以上1世帯当たり82万円の支出 (30*33.6/12.2≒82)
1000万円以上の世帯で,全世帯(自分達含む)に10万出すとすると 1000万円以上1世帯当たり71万円の支出 (10*100/12.2-10≒71)
家族の人数が所得問わず一定とするなら,10万もらうほうが 損を抑えられそうな感じはしますね (実際には中間層もいくらか出すでしょうし)
瀬尾 雄三
Zakana Ao さん
これ、10万円もらわなくても税金が安くなるわけじゃないですから、もらわなくては損ですよ。
ウチは困っていないからと10万円を辞退すると、先行き税金で10兆円を補填する際に丸損ということになります。
所得の低い人、特にさしたる税金がかかっていない人には、この10万円はまるまる儲けなのですが、税金を人並以上に納めている人は、先々税金でこの10万円を、他人の分まで負担することになる。
BIも仕掛けは同じで、全員に配るといっても、原資が税金ですから税金を多く収めている人には赤字になるというだけの話。空中からお金が湧いて出てくるわけではないのですね。
そのあたりの仕組みが、国民にはよく理解されていないような印象を受けます。
世の中には、そんなうまい話はないのですが、、、
>>つい「できる」と言ってしまったのかもしれない。しかし、日本の役人は、なぜできないことをできると言うのだろうか。
そりゃ間違ってもどんだけ遅れても、なんの罰もないからね。