原田義昭氏の6/22付けBLOGOS記事「南北朝鮮問題とは何か、どう考えるのか(私見は)」にコメントしました。
北朝鮮の現体制がいずれ崩壊に向かうことは規定路線なのでしょうが、どのような形で崩壊するかが最大の問題なのですね。
可能であれば東ドイツが西ドイツに統合されたような形で韓国に統合され、かつ韓国が中国と一定の距離をとり続けることが理想的。東独の場合、西側のテレビ放送が東独国民の政権離れを招いたわけで、そういう意味ではビラなどの宣伝活動は効果的かもしれません。
最悪のパターンは、朝鮮半島に南北入り乱れた大混乱が発生して、一大犠牲者を発生するとともに、我が国にもミサイルの一つや二つ飛んできて、最終的に中国の傀儡政権なり親中国政権が半島を支配すること。
米国が半島を軍事的に抑えることができるということをはっきりと示すことができるなら、このようなことには至らないはずなのですが、トランプの米国には、もはや半島情勢をコントロールする力はなさそうで、今年の冬以降まで、何とか安定を保っていただきたいところです。
そのためには、北朝鮮の無茶な行動にも冷静な対応をすることが肝要で、文在寅氏に強硬策に打って出る力のないことが不幸中の幸いとなりそうな予感がいたします。
いずれにしても、日本側にとって最も重要なポイントは、南にも北にも手を出さず、一定の距離を保ち続けること。下手に関わるとろくなことにはならない、これだけは確かです。
トランプ氏はすでに北朝鮮にかかわる気がない。
いつまでたっても、反抗期の中二病で成長がない国でかかわればかかわるほど損をするからだ。
せめて、高1ぐらいになってくれれば、理性的な話ができるのにね。