BLOGOS しらべる部の6/30付けBLOGOS記事「数値基準設けず、東京ルール適用件数追加 小池都知事が新型コロナに関する新たなモニタリング項目を発表」にコメントしました。
勝武士関がなかなか受診できなかった問題もピックアップできるようにしておかなくてはいけません。これは、ほとんど、医療崩壊だったのですね。
で、その状況はBBCによれば以下の通りです。https://www.bbc.com/japanese/52645502
>勝武士関は4月4~5日から38度の高熱に見舞われた。師匠らが保健所に電話をしたり病院に受け入れを要請したりしたが、受け入れ先の医療機関がなかなか見つからなかった。<
この例からわかることは、保健所が電話に出るまでの時間や、受け入れを断られた医療機関の数や、入院までに要した時間などが、医療崩壊の深刻さを表しているであろうということ。
このようなデータは、患者を受け入れた際に、受け入れに至るまでの苦労の程度を聞き取り調査すれば一発でわかるはず。事件は現場で起こっているのですから、現場の数値をしっかりつかむようにしなくてはいけません。
返信が付いています。
望月 聖仁
医療崩壊が数字となって表れてからでは、もう遅い ・・・と医療現場にいる医師は言っていました。瀬尾 雄三
望月 聖仁 さん 悲劇が起こる前に手を打つ、という心意気は良いです。 でも、勝武士関のケースにしても、このような事態に至る前に、結果的にはセーフだったけど、保健所の電話がつながりにくいとか、受け入れてもらうのに苦労した、といった医療崩壊の兆候がいくつも現れていたはず。 悲劇の兆候を察知して、早期に手を打つということは、安全対策の基本。産業界ではKYT(危険予知訓練:Kiken Yochi Training)なんて活動で事故を減らす活動も行われているくらいです。
このまま放置してよいのだろうか?