中村ゆきつぐ氏の6/25付けBLOGOS記事「政府の広報と専門家会議 決めるのは政治/責任も政治」にコメントしました。
日本語は難しいですね。
最初私は「『有識者が責任とれ』と怒鳴ってました」と解釈してましたが、正しくは「有識者が『責任とれ』と怒鳴ってました」ですね。
これ、「経済学者」を「有識者」に置き換えた結果、「専門家」も「有識者」に含まれて、わけわかになったのでしょう。
> NHKニュースが発表文章を政府が書き換たことをなんか悪いことのように放送していましたが、それは政治的判断でなんの問題もないと私は正直思います。<
わかりやすいところでは、「接触8割削減」を「7割」に「安倍さんが値切った」などと批判されたけど、確かにこれ、専門家の勧告を受けて政府が自らの判断で決めた方針を説明しているだけの話でした。
日本の社会(特にマスコミや評論家)の不得意なものに、「責任の所在に関する判断」があって、結局のところだれが責任を持っているのかあいまいになってしまう、という問題があります。
古くは太平洋戦争でそういわれるのですが、最近のネットのメッセージ削除に関しても、そういうところが目立つのですね。
これ、基本原則は「権限(決定権)のあるところ責任あり」ということで、実は「自由には責任が伴う」ということと同じことなのですが、後者を「自己責任」みたに解釈してしまうのが問題といえば問題です。
専門家の責任は、「具申した内容がその時点の専門家の知見に照らして十分な内容であってかつ正しいこと」であり、政府の責任は、「決定が結果的に国ないし国民の利益に合致すること」であるわけですね。
だから、「接触8割削減」が専門家の正しい判断であっても、これを「7割」に値切るのは政治判断として正しいわけで、これを「捏造」とか言い出すのはおかしい、と。
な~るほど!
まあ、マスコミの問題は置いておくとして、「有識者」の問題は、専門家が注目を集めたのを嫉妬しただけのように見えました。みっともないです。
>>まあこのような感じになったのは前のめりもありますが、政府の広報下手とあのTVメディアが変だったのもあるかなと思います。
TVメディアとは
>>モーニングショーで玉川さん
です。
芸人にコロナを発言させてはならない。