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前回議論いたしました虚数時間の物理学の続きです。この物理学は、現在の物理学教育の流儀とは少々異なり、ミンコフスキー流の時空概念を一歩進め、時間は虚数的に振舞うという前提の上に物理学を構築しようという試みです。 ... "虚数時間の物理学―4元速度と運動量―" を続けて読む

このブログでは、少し前から、「オブジェクト指向の哲学」なるものを構築しようと色々と考えてみたり、書物に当たったりしておりましたが、日曜日のこのブログブリタニカ草稿を読みまして、どうやら現象学についても大体のところがわかりました。 ... "客観に関する考察" を続けて読む

昨日に引き続き、フッサールの「ブリタニカ草稿」を読んでいます。

昨日のこのブログに書きましたように、心理学なら、20世紀初頭のフッサールの時代ならさておき、脳科学の発達した今時なら、もう少し気の利いたアプローチもあるだろうが、との思いも強く、あまり期待しないで読んだことは事実です。そうは言っても、現在の思想界に大きな影響力を及ぼしているフッサールですから、きちんと押さえておく必要性は感じているのですね。 ... "フッサールの「ブリタニカ草稿」を読む(その2)" を続けて読む

先日神保町に出かけた折に買い求めた本の一冊に、フッサール著「ブリタニカ草稿」がありました。まったく最近の文庫本は、何から何まであるのですね。ま、文庫にしてはちょっと高いのが難点ですが。 ... "フッサール「ブリタニカ草稿」に思うこと" を続けて読む

昨日神保町をうろついて購入いたしました本のご紹介(その2)は、新田義弘著「現象学と解釈学」です。新田氏が雑誌等に発表いたしました論文を集めましたこの本は、お値段税別1,500円と、ちくま学芸文庫という文庫本にしては少々高めですが、本年8月10日の刊行と、非常に新しいのがうれしいところです。 ... "「現象学と解釈学」を読む" を続けて読む

長い夏期休暇も中盤となりました本日、10時ごろには相場の行方も見えてきましたし、天気も悪い、ということで、神保町を散策してまいりました。本日は、買い求めました本の一冊、速攻で読破いたしました「物理世界のなかの心――心身問題と心的因果」をご紹介いたしましょう。 ... "「物理世界のなかの心」を読む" を続けて読む

先日のブログで、時間は虚数と考えるべきではないか、ということと、この考え方は古くミンコフスキーによって提案されており、これを無視する現在の物理学(業界?)は、少々おかしいのではなかろうか、などといった疑惑を提示いたしました。 ... "「相対性理論の考え方」を読む" を続けて読む

以前のこのブログで、フッサールは、彼が現象学を深めた時期に大論争を呼んだ相対性理論について何も言及していない、ということを書きました。本日はまずこの点につきまして、訂正いたします。 ... "フッサールの「諸学の危機」と相対性理論" を続けて読む

客観に関するフッサールの再定義から、以前のブログでフッサールの書かなかったこと、として相対性理論に言及した関係で、虚数時間に話が飛んでしまいました。でも、今朝方書きましたブログで、こちらは一旦手仕舞いといたしまして、話を本筋に戻すことといたします。 ... "「コンピュータと認知を理解する」再読です" を続けて読む

時空の虚実について、考察を続けましょう。

時間を虚数であると仮定すると特殊相対性理論は不要になる、というお話を前回しましたが、これにつきまして、きちんと解説をしておきましょう。 ... "時空の虚実、ファインマン vs パウリ???" を続けて読む

昨夜遅くまで、西研さんの哲学的思考を読んでいて今朝は寝坊してしまいました。

日曜日のこのブログで、フッサールのデカルト的省察をご紹介し、フッサールによる客観の再定義について書いたのですが、先週のこのブログで少々否定的に紹介してしまいました。西研さんも、そういえば何か書いていたなあ、ということに思い当たり、読み直してみたという訳です。 ... "西研氏とフッサールの微妙な違い" を続けて読む